無料立ち読み フルカラーでやさしくわかる! テーピングの基本 2章:各論 ④腰椎のテーピング 2 腰椎椎間板ヘルニア
無料立ち読み フルカラーでやさしくわかる! テーピングの基本 2章:各論 ④腰椎のテーピング 2 腰椎椎間板ヘルニア
はじめに
椎間板は脊柱の椎骨と椎骨の間にある線維軟骨組織で, 脊椎の上下からの衝撃を緩和するクッションの役割をしている。外部の線維輪と中心の髄核から構成され,何らかの原因によって線維輪に亀裂が入り,その部位から髄核組織が脱出したものが椎間板ヘルニアである(図1)。ボート,重量挙げなど急激な腰椎伸展動作が加わる競技によくみられる。
症状
・椎間板ヘルニアのレベル,神経への圧迫の有無で症状が異なる
・神経への圧迫があると,神経分布に沿って殿部,大腿,下腿,足部にしびれ,感覚低下,疼痛が出たり,筋力低下を認める
・咳やくしゃみ,特定の姿勢(特に前屈位)をとることで放散痛を生じることがある
・馬尾を圧迫している場合は,馬尾症として間欠性跛行,膀胱直腸障害を生じることもある
発生原因
・加齢,オーバーユースに伴い椎間板に変性がある
・下肢を使わず腰部のみで重量物を持ち上げる動作
・腰部伸展時にねじれが加わる
・肥満
テーピングの目的
症状が出やすい動作を制限し,疼痛や神経症状を軽減させることを目的とする。
効用
①腰椎屈曲制限
②腰部圧迫・固定
ターゲット
・腰椎椎間板の負荷軽減
腰椎椎間板ヘルニアに対するテーピング
スタート姿勢 立位
テーピングの方法 step by step
〈使用するテープ〉
•キネシオロジーテープ 50mm幅または75mm幅 もしくは,デニバン®(クレーマージャパン社)など,キネシオロジーテープよりも高強度の伸縮性のテープが好ましい。
テーピングのコツpearlsと注意点pitfalls
•水平サポートとXサポートの中心が患部上で交差するように巻く。
•必要に応じてアンカーテープを貼る。
吉田早織,大内 洋
本書のご購入はこちら




