無料立ち読み フルカラーでやさしくわかる! テーピングの基本 2章:各論 ③手・手関節のテーピング 2 第2~5指側副靱帯損傷
無料立ち読み フルカラーでやさしくわかる! テーピングの基本 2章:各論 ③手・手関節のテーピング 2 第2~5指側副靱帯損傷
はじめに
指の外傷は,誤診されたり,ケガの程度が過小評価されたりすることが多く,注意が必要である。その中でも側副靱帯損傷は発生頻度が高く(図1),固定やテーピングが有効な治療法である。これらの治療で正常な関節の可動性を保ちつつ,傷害部位の動きを制限することが必要である。
症状
・損傷側副靱帯の圧痛
・損傷部位の関節全体の疼痛
・MP(metacarpophalangeal)関節屈曲90°+損傷した側副靱帯の関節〔DIP(distal interphalangeal)関節,PIP(proximal interphalangeal)関節〕屈曲30°にて側方動揺性あり(MP関節伸展では不安定性が評価しづらい)
・側方動揺ストレスを加えると関節裂隙が開大(超音波,X線にて確認)
発生原因
PIP,DIP関節において,側方への外力が作用することで生じる。
テーピングの目的
・PIPもしくはDIP関節の側方動揺を軽減させる
・別法では隣接する指をスプリント代わりに用い,可動性を保ちながら安定性を高める
効用
PIPもしくはDIP関節の固定・保護。
ターゲット
・側副靱帯
第2~5指側副靱帯損傷に対するテーピング
スタート姿勢 坐位もしくは立位
テーピングの方法 step by step
〈使用するテープ〉
•非伸縮テープ 13mm幅
◦別法
テーピングのコツpearlsと注意点pitfalls
•強度が不足する場合は,縦サポートとXサポートを2〜3セット繰り返す。
•手指はテーピングが剥がれやすいため,必要に応じて伸縮性のあるテープでラッピングを行う。
•種目に応じて指の使い方や再受傷のリスクも異なるため,より適した方法を選択する。
吉田早織,大内 洋
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