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合格者124人増─第108回医師国試結果発表

No.4691 (2014年03月22日発行) P.9

登録日: 2014-03-22

最終更新日: 2017-07-27

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厚生労働省は18日、第108回医師国家試験(2014年2月実施)の結果を発表した。受験者数は8849人で前年より280人増加し、合格者数も7820人と124人の大幅増となった。合格率は90.6%だった。

合格者の内訳は男性5948人(68.9%)、女性2684人(31. 1%)。合格率は男性89.7%、女性92.5%で、男女別のデータ集計が始まった第85回(1991年)以来24年連続で女性の方が高い結果となった。

合格基準は一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、①必修問題200点中160点以上(必修問題の一部を採点から除外された受験者は総点数の80%以上)、②必修問題を除く一般問題199点中130点以上、③必修問題を除く臨床実地問題600点中397点、④禁忌肢問題選択数は3問以下―をすべて満たすこと。大学別の合格状況を見ると、新卒・既卒を合わせた合格率が最も高かったのは昨年に続き自治医大の99.1%。そのほか筑波大(99.0%)、福島県立医大、順天堂大(共に98.9%)などが高かった。

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