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特集:医療不信患者への対処術~強まる逆風に、医師はどう立ち向かうべきか~

No.4844 (2017年02月25日発行) P.23

登録日: 2017-02-24

最終更新日: 2017-02-23

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医療不信は今に始まったことではない。2000年代前半には医療事故による死亡例が大きく報道され、医療への信頼は揺らいだ。その後、患者の自己責任論が高まり、医師と患者の関係は転換期を迎えている。中でも昨年から一部週刊誌が展開する“医療否定”キャンペーンは、“医師性悪説”に基づく論調で、国民・患者に与える影響は小さくない。そこで本特集では、前半で医療否定情報の実態を紹介、後半ではそうした情報に影響を受けた患者への対処術を2人の医師に聞いた。逆風はしばらく止みそうにないが、患者との向き合い方を考えるいいチャンスと捉えたい。


■目次

【はやわかり解説】“医療否定”キャンペーンの実態─コンセプトは「医者に騙されるな」

【かかりつけ医の立場から】桑満おさむ氏「患者を説得する必要はないが、納得してもらう材料は必要だ」

【がん専門医の立場から】勝俣範之氏「がん患者は不安の塊、共感するスキルを身につけたい」

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