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軽自動車運転中に電柱に激突し搬送された70代男性[〈killer diseaseを見逃さない〉救急医療の画像診断(42)]

No.5203 (2024年01月13日発行) P.7

監修: 船曵知弘 (藤田医科大学病院高度救命救急センター長)

執筆: 船曵知弘 (藤田医科大学病院高度救命救急センター長)

登録日: 2024-01-11

最終更新日: 2024-01-09

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【70代 男性】

主訴
腹痛
現病歴
軽自動車を運転中に電柱に激突し,救急要請となった。シートベルトは装着しており,エアバッグが作動した。フロントガラスは大破していた。救出に5分ほど要したが,救急隊到着時より意識は1桁で,橈骨動脈は充実していた
生活歴
特記事項なし
現症
GCS15(E4V5M6),呼吸数24回/分,脈拍数88回/分(整),血圧142/88mmHg,体温35.8℃
プライマリー・サーベイではABCDEに異常所見はみられず,セカンダリー・サーベイでは胸部および腹部にシートベルト痕(右肩から左側腹部,および下腹部に左右に広がる帯状の皮下血腫)を認めた。この部位(胸部および下腹部)に一致して圧痛がみられ,特に右腹部では反跳痛が認められた。腸蠕動音は減弱していた
血液検査
WBC 7.0×103/μL,RBC 3.88×106/μL,Hb 12.8g/dL,PLT 21.2×104/μL,TP 6.4g/dL,UN 10.4mg/dL,CRE 1.01mg/dL,Na 144mmol/L,K 3.8mmol/L,Cl 108mmol/L,AST 44U/L,ALT 28U/L,LD 256U/L,CK 148U/L,CRP 0.02mg/dL,BS 140mg/dL
検査所見
胸部骨盤単純X線写真で異常所見なし。FASTは陰性

注目すべき所見,追加検査は?

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