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呼気でも聴こえるファイン・クラックル[聴いて覚える肺聴診ギャラリー(13)]

No.5194 (2023年11月11日発行) P.10

長坂行雄 (洛和会音羽病院/洛和会京都呼吸器センター参与)

登録日: 2023-11-14

最終更新日: 2023-11-10

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症例 間質性肺炎の急性増悪で粗い吸気音と呼気にもクラックルが聴こえる70代女性

【現病歴】 11年前から近医で間質性肺炎として経過観察していたが,特に治療はせず。2年前に関節痛の出現により関節リウマチと診断され,エタネルセプト(抗TNFα抗体)を投与後,関節痛はよくなったものの副作用により中止。その後,息切れが悪化。ニンテダニブを使用したが,吐き気で中止。痰(透明または白い)が多い。当院受診2日後に呼吸困難で救急受診し入院となった。

【既往歴】 胃癌術後,両側人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty:TKA)。

【経過】 抗菌薬治療をしながら,ステロイドパルス療法〔メチルプレドニゾロン(mPSL)1g/日 点滴静注を3日間投与〕を行った。非常に重症な間質性肺炎の急性増悪である。

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
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当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
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●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
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