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周産期医療におけるAI

No.4987 (2019年11月23日発行) P.63

山本祐華 (順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科准教授)

松岡 隆 (昭和大学医学部産婦人科准教授)

登録日: 2019-11-21

最終更新日: 2019-11-20

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  • 周産期の胎児診断における人工知能(artificial intelligence:AI)の持つ可能性について教えて下さい。昭和大学・松岡 隆先生にご回答をお願いします。

    【質問者】

    山本祐華 順天堂大学医学部附属浦安病院産婦人科准教授

    【deep learningを用いたAIが胎児心臓超音波検査に応用されつつある】

    AIブームは昨日今日の話ではなく,これで3度目のブームと言われています。1950年代から1960年代が第一次AIブーム=推論探索の時代,1980年代が第二次AIブーム=知識の時代,そして,2000年以降が第三次AIブーム=機械学習および深層学習(deep learning)です。今回も一時的な流行となるか,それとも三度目の正直となるか,それを左右すると言われている技術がdeep learningです。

    deep learningでは人がいちいち細かい条件(特徴量)を設定しなくとも,膨大なデータから自ら特徴量を定め,概念を形づくり,それに見合ったアルゴリズムを導き出すことができます。deep learningはどうしてその結果を導き出したのかを上手く説明してくれはしませんが,コンピューター内では膨大なデータ(経験)から導き出された妥当な方向性(勘?)を示してくれます。

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