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「ネガティブ試験」論文,トップジャーナルなら信頼できるか─「SPIN」なしは半分以下という実態[J-CLEAR通信(103)]

登録日: 2019.06.21 最終更新日: 2026.02.21

宇津貴史 (医学レポーター/J-CLEAR会員)

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臨床試験論文におけるSPIN(印象操作)─結果を曲解し,読者を誤解させる記述1)─が問題視されて久しい。PubMedに収録された2006年に報告のネガティブ試験72報を精査した研究では1),アブストラクト「結論」部分の37.5%,本文「結論」の29.2%,「考察」の43.1%にSPINが見つかった。

上記の結果はPubMed収録の全論文を対象としている。では,いわゆる権威ある「トップジャーナル」に限ればどうなるだろう? そのような観点から,心血管系疾患に関する論文を対象とした研究結果が5月3日,JAMA Netw Open誌にオンライン掲載された2)。トップジャーナルとはいえ,実態はあまり変わらないようだ。米国Duke大学のMuhammad Shahzeb Khan氏らが報告した。

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