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診療所救急〈内科〉─各種症状→ショック→心停止の流れを断ち切る[プライマリ・ケアの理論と実践(10)]

登録日: 2019.04.25 最終更新日: 2026.02.21

宮道亮輔 (ハンディクリニック副院長)

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SUMMARY
内科領域でも,①緊急患者のピックアップ,②適切な対応,③後方病院への適切な搬送が重要である。多くの病態は進行するとショックから心停止となるため,そうなる前に対応したい。対応の基本はバイタルサインのチェックとOMIである。

KEYWORD
バイタルチェックしOMI
緊急度が高そうな患者には,バイタルサインをチェックして,酸素(oxygen)投与,モニター(monitor)装着,静脈ルート(IV route)確保をルーチンで行う。その後,鑑別を進める。

宮道亮輔(ハンディクリニック副院長)

PROFILE
自治医科大学を卒業し,僻地の診療所長,聖路加国際病院救急部などを経て,現職。診療所で外来や訪問診療を行いつつ,地域基幹病院のERでも週1回働いている。日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医,日本救急医学会救急科専門医。医学博士

POLICY・座右の銘
為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人のはかなき


1 内科領域における緊急時の対応について

診療所には多様な訴えを持った患者が日々訪れ,その重症度や緊急度は様々である。そのため内科領域でも,①緊急度の高い患者のピックアップ,②適切な対応,③(必要なら)後方病院への適切な搬送―が求められる。多くの病態は進行するとショックを経て心停止となり,救命処置〔胸骨圧迫心マッサージ+自動体外式除細動器(AED)+薬剤投与+集中治療〕が必要となる。状態が悪くなれば対応は限定されるが,できればそうなる前に対応したい。対応の基本は,バイタルサインのチェックとOMI〔酸素投与,モニター装着,静脈ルート確保〕である。

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