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■NEWS 2026年度臨床研修マッチング結果、内定率は91.3%

登録日: 2026.10.23 最終更新日: 2026.10.23

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厚生労働省は10月22日、医師臨床研修マッチング協議会が実施した2026年度(2027年度研修開始)の医師臨床研修マッチング結果を公表した。これにより、臨床研修を希望する医学生と臨床研修病院の研修プログラムとの組み合わせが決定した。

医師臨床研修マッチングは、臨床研修制度の必修化に伴い2004年度に導入された仕組みで、研修希望者と病院双方の希望順位をもとに、一定のアルゴリズムにより研修先を決定する仕組みとして運用されている。

2026年度マッチングの募集定員は1万550人で、前年度の1万527人から増加。希望順位登録者数は9789人(前年度9651人)、内定者数は8939人(同8910人)だった。内定率は91.3%で前年度の92.3%を1ポイント下回った。

内定者とは、希望順位を登録した研修希望者のうち、マッチングにより臨床研修を行う病院が決定した者を指す。

■41道県の内定者割合は60.9%

地域別では、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県の6都府県を除く41道県の内定者数が5448人となり、前年度の5366人から増加した。内定者全体に占める割合は60.9%で、前年度の60.2%を上回った。

厚生労働省は、臨床研修制度導入後に研修医が都市部へ集中する傾向が続いたことを踏まえ、2010年度研修から都道府県別募集定員の上限設定を実施しているほか、2015年度研修からは全国の募集定員総数を研修希望者数に近づける目標設定を行うなど、都市部への集中是正に向けた取り組みを進めている。

■内定者数の増加が目立った県

前年度と比較して内定者数の増加率が高かった県は以下の通り。

・大分県:67人 → 86人(28.4%増)
・三重県:119人 → 145人(21.8%増)
・鹿児島県:89人 → 106人(19.1%増)
・山梨県:54人 → 64人(18.5%増)
・群馬県:106人 → 124人(17.0%増)

■大学病院の出身者比率は56.2%

大学病院ごとのマッチ者数や自大学出身者比率も示された。集計によると、大学病院全体のマッチ者数3098人のうち、自大学出身者は1741人で出身者比率は56.2%だった。

自大学出身者比率が100%となったのは、金沢医科大学病院や川崎医科大学附属病院など。一方で20%前後またはそれを下回る施設もあり、大学病院ごとに状況の違いがみられる結果となった。

■北海道の一部大学病院では定員割れのプログラムも

都道府県別・病院別・プログラム別のマッチング結果も公表した。

公表資料では、各研修プログラムについて募集定員とマッチ者数が示されており、定員を満たしたプログラムがある一方で、募集定員に達しなかったプログラムも確認できる。たとえば、北海道の一部大学病院プログラムでは定員を下回る結果となった一方、市中病院のプログラムには定員を充足した例もみられた。


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