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■NEWS 日本産婦人科医会・石渡会長、RSウイルス抗体製剤「エヌフロンシア」を解説、最速2027年4月の定期接種化に期待

登録日: 2026.10.08 最終更新日: 2026.10.08

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日本産婦人科医会の石渡勇会長は9月29日、MSD主催のメディア向けセミナーで講演し、同社の新規抗体製剤「エヌフロンシア」(一般名:クレスロビマブ)の特徴などについて解説した。

RSウイルス感染症は、2歳までにほぼ100%の児が一度は感染するとされている呼吸器感染症。症状は発熱、鼻水、咳などの上気道炎にとどまることが多いが、初回感染時には重症化して肺炎や細気管支炎を併発するリスクが高い。一度感染した後も年齢を問わず何度も繰り返し感染する可能性がある。

石渡氏は、乳幼児におけるRSウイルス感染症の罹患が将来的な反復性喘鳴の発症率上昇に関連する点も指摘。現在、有効な治療薬が存在せず対症療法が主体となっている臨床状況を踏まえ、「RSウイルス感染症は予防が重要」と強調した。

「エヌフロンシア」は新生児・乳児に直接投与することで、RSウイルス感染症に対する予防効果を発揮する長期作用型のヒトモノクローナル抗体。今年6月に国内で承認、8月に薬価基準未収載で発売された。

 石渡氏は、RSウイルス感染症の予防手段には、新生児・乳児へ直接投与して免疫を付与する抗体製剤と、妊娠28~36週の妊婦への接種により、出生後の児へ抗体を移行させる母子免疫ワクチンがあるとし、「すべての新生児・乳児をRSウイルスから守るために、妊娠初期から正しい情報の認知を広めることが重要」と述べた。「エヌフロンシア」の特徴については、投与時の体重に関係なく単回固定容量を筋肉内注射する点を説明した上で、2027年4月実施に向けて準備が進められている抗体製剤の定期接種化に期待を示した。


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