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【症例13】28歳男性[〈症例から積み上げる〉発熱性疾患の診療原則(13)]

登録日: 2026.10.13 最終更新日: 2026.10.13

鈴木慎吾 (関東労災病院総合内科)

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連載の目的
本連載では,症例を擬似体験しながら,急性期〜亜急性期の発熱性疾患のアプローチ法を考えていく。
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症例13 28歳男性

▶バイタルサイン:体温37.9℃,血圧124/67mmHg,脈拍数84回/分(整),SpO2 98%,呼吸数16回/分

▶主訴:熱と咳が出る。食べ物の匂いや味がわからない。

▶既往歴:なし

▶内服薬:なし

▶現病歴:16日前から咳嗽,鼻汁,咽頭痛があり,15日前に近医で風邪と診断され,対症療法で改善傾向にあった。11日前に味覚と嗅覚が低下し,9日前にSARS-CoV-2 PCR検査を施行されたが陰性。6日前に再度の咳嗽と38℃近い発熱が出現したため前医を再度受診し,胸部X線で異常がないため,当科を紹介受診した。経過の概略を図1に示す。

▶身体所見:胸部聴診で肺雑音なし。

▶血液・尿検査:異常値はCRP 0.45mg/dLのみ(WBC 9070/μL)。

▶胸部X線(前医):異常なし。

Q
①疑う疾患は?
②追加する問診・身体診察・検査は?

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