厚生労働省は9月18日、2025年9月時点における病院の耐震改修状況調査の結果を公表した。病院全体の耐震化率は82.1%で前回調査の2023年(80.5%)から1.6ポイント上昇、うち災害拠点病院・救命救急センターの耐震化率は97.2%で1.2ポイント上昇した。
調査は各都道府県に対し昨年10月に実施。全国の病院8030施設のうち、全施設から回答が得られた。
調査結果によると、すべての建物に耐震性がある病院は6596施設(82.1%)。一部の建物に耐震性がある病院は500施設(6.2%)で、すべての建物に耐震性がない病院は285施設(3.5%)だった。649施設(8.1%)は耐震診断を実施しておらず、建物の耐震性が不明だった。災害拠点病院と救命救急センターは、計783施設のうちすべての建物に耐震性がある病院は761施設(97.2%)だった。
都道府県別で耐震化率が最も高かったのは島根の95.7%、富山(95.1%)、山形(93.9%)と続く。最も低かったのは福島の69.0%、次いで京都(72.0%)、長崎(76.6%)となっている。すべての建物に耐震性がない病院は285施設で、東京(30施設)と大阪(27施設)で約2割を占めた。