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1週間前からの息苦しさを主訴に受診した45歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(333)]

登録日: 2026.08.26 最終更新日: 2026.08.26

生坂政臣 (医療法人生坂医院) 田村弘樹 (東千葉メディカルセンター総合診療科,千葉大学医学部附属病院総合診療科) 上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 横川大樹 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 柳田育孝 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

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1週間前より毎晩1~3回の頻度で夜間覚醒時に息苦しさを自覚し,改善しないため当科を受診した。起坐呼吸は認めず,臥位のまま15分ほどで再入眠可能である。安静時にも息苦しさがあり,短距離の平地歩行で3割ほど増悪するが,介護士としての業務は支障なく継続できている。

1カ月前から業務量が増え,夜勤は月7回,残業は月50時間で,睡眠時間は1日5時間程度の生活を送っているという。気分の落ち込みおよび興味や喜びの喪失は認めない。食欲および性欲は保たれている。

既往歴は脂質異常症,糖尿病。内服薬はアトルバスタチン,テネリグリプチン,グリメピリド。機会飲酒であり,喫煙歴はない。

身体診察では,苦悶様表情を認め,体温36.7℃,脈拍数87回/分,血圧148/87mmHg,呼吸数14回/分,SpO2 97%(room air)であった。心音および呼吸音を含め特記すべき異常所見は認めない。平地歩行をさせると30m地点で息苦しさがピークに達したが,呼吸数16回/分,SpO2 100%(room air)であり,そのまま歩き続けることができた。

一般血液・生化学検査で異常を認めない。12誘導心電図および胸部X線写真を示す(図1,2)。

研修医の診断:身体症状症

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