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深掘り! 心房粗動【中編】/Decoding atrial flutter[Dr.ヒロの学び直し!心電図塾(第105回)]

登録日: 2026.08.14 最終更新日: 2026.08.14

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皆さん,こんにちは。「心房粗動」(atrial flutter)について,前回に続いて解説したいと思います。なお,略記するなら“AF”よりも“AFL”がベターです,と言いましたので,これからもそのようにします。

narrow QRS tachycardia

臨床現場でよく遭遇する病態に,「QRS幅の狭い頻拍」があります。

・QRS幅が狭い:<120ms(3目盛り)
・頻脈:心拍数≧100/分

この両者を満たす心電図でそのように言います(以下でも基本的に同じ表現を用いることにします)。わが国では,“narrow QRS tachycardia”という表現が,ほぼ同義として用いられていることが多いと思います。英語圏では,“NCT”(narrow QRS-complex tachycardia)という略語*1が主流です。

循環器専門医は,とっても複雑な手順・内容で考えるかもしれません。でも,そんな“芸当”は,誰にでもできるわけではありませんよね。非専門医や心電図初学者にとって,最低限,これは見わけろ的な内容として,拙著1)などでは“ASAP法”を提唱しています。“ASAP”と言いますと,通常は“as soon as possible”のことを指しますが,ここでは4つの頻拍に相当します。専門医レベルですと,「⑤その他」も保険として書いておく必要はあるかもしれませんが,大半のケースは①~④だけで十分です!

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