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【症例8】26歳女性[〈症例から積み上げる〉発熱性疾患の診療原則(8)]

登録日: 2026.07.27 最終更新日: 2026.07.27

鈴木慎吾 (関東労災病院総合内科)

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連載の目的
本連載では,症例を擬似体験しながら,急性期〜亜急性期の発熱性疾患のアプローチ法を考えていく。
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症例8 26歳女性

▶バイタルサイン:体温36.9℃,血圧128/80mmHg,脈拍数75回/分(整),SpO2 99%,呼吸数18回/分

▶主訴:腹痛

▶既往歴:なし

▶内服薬:(前日に他院で処方された)ミヤBM®

▶現病歴:2日前の午前中に右上腹部痛が出現し,受診前日から38.1℃の発熱を認めた。近医の腹部超音波で異常所見はなく,胃腸炎として整腸剤を処方されたが,当日起床時から腹痛が増悪したため受診した。悪心・嘔吐,下痢・便秘はない。

▶身体所見:腹部は平坦,軟。右上腹部と下腹部正中に圧痛あり。腹部打診で疼痛誘発なし。右肋骨脊柱角(CVA)叩打痛陽性

▶血液・尿検査:異常値は,WBC 10800/μL(好中球87%),CRP 1.9mg/dL,尿WBC 5〜9/HPF,尿蛋白1+,尿中ケトン2+

▶腹部単純CT:図1参照。

Q
①疑う疾患は?
②単純CTの異常所見は?
③追加する問診・身体診察・検査は?

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