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尋常性ざ瘡の新常識:面皰期の治療におけるショートコンタクトセラピー薬剤の使いどころ[〈プライマリ・ケア医が知っておくべき〉クイズで学ぶ 皮膚科診療の“新常識”(24)]

登録日: 2026.07.23 最終更新日: 2026.07.23

乃木田俊辰 (のぎた皮ふ科クリニック院長,東京医科大学皮膚科客員教授)

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Q

15歳,女児。額,頰にニキビが生じ,毛穴も目立つようになったため受診した(図1)。これまでに皮膚科でニキビ治療を受けたことはない。
本症例において,まず行うべき治療は以下のうちどれか。

デュアック配合ゲル
ディフェリンゲル0.1%
アクアチムクリーム1%
べピオウォッシュゲル5%

尋常性ざ瘡の概要

尋常性ざ瘡は脂腺性毛包を主座とする慢性炎症性皮膚疾患であり,面皰(コメド),紅色丘疹,膿疱を特徴とする。多くの症例で,軽快後に炎症後紅斑(post inflammatory erythema:PIE),炎症後色素沈着(post inflammatory hyperpigmentation:PIH),炎症後丘疹(post inflammatory papule:PIP),萎縮性瘢痕,肥厚性瘢痕を生じることがある(図21)2)。ざ瘡が初めてできる部位として最も多いのは,額である。そのほか,頰,顎,背,胸,首の順に生じやすい。小学生は額(Tゾーン)にできやすく,年齢が上がるに従い,頰から顎(Uゾーン)に増える。

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