JR東日本が駅構内で展開するオンライン診療サービス「LX Doctor」はサービス開始から1カ月が経過した。同社によれば、医療機関からの参画希望は日々寄せられており、一定の社会的反響を感じているという。
現時点で参画している医療機関は、駅ナカで対面診療を既に展開している医療機関や、オンライン診療の実績を持つ医療機関が中心。診療科目は内科・皮膚科・耳鼻咽喉科の3科で、JR東日本の担当者は「オンライン診療をすでに実施している医療機関が、比較的手応えを得ている領域を中心に展開している」と説明。参画医療機関については「量より質の担保が重要」との考えから選定は慎重に進めているとし、適切な診療を提供できる医療機関を確保することが現時時点での課題としている。
JR東日本は、2031年までに500拠点以上のネットワーク構築を目標としており、地方展開に向けて地域医療との連携を重視する姿勢を示している。一方、オンライン診療受診施設の普及が地域医療に与える影響については、医療関係団体などから慎重な意見も出ており、実際の運用や地域との連携のあり方が今後注目される。