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■NEWS 医療法に基づく人員の適合率、医師、看護職員、薬剤師とも低下─23年度病院立入検査

登録日: 2026.06.12 最終更新日: 2026.06.12

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厚生労働省が5月29日に公表した2023年度の病院への立入検査結果によると、医療法に基づく標準数の適合率(検査施設数に占める適合施設数の割合)は、医師数、看護師・准看護師数、薬剤師数のいずれも前年度から低下したことが明らかになった。

立入検査は医療法第25条の規定にもとづくもので、23年度は病院8138施設中7587施設に実施された。実施率は93.2%(前年度比5.4ポイント増)。

大項目別の適合率をみると、最も高いのは「放射線管理」(99.6%)、次いで「帳票・記録」(99.0%)、「業務委託」(98.6%)など。逆に最も低かったのは「管理」(97.8%)で、その内訳では、「サイバーセキュリティの確保」(91.1%)、「職員の健康管理」(92.1%)などの適合率が低かった。

医師数の適合率は前年度から0.4ポイント低下し、97.9%となった。地域別では西高東低の傾向にあり、西日本が98.6%(全国との差・+0.7ポイント)であるのに対して東日本は97.2%(同・▲0.8ポイント)だった。

看護師・准看護師数の適合率は99.4%となり、前年度から0.1ポイント低下した(看護師には主に看護業務を行う保健師・助産師を含む)。医師数と同様の傾向がみられ、西日本の適合率99.5%(全国との差・+0.1ポイント)に比べ、東日本は99.3%(同・▲0.1ポイント)と低かった。

医師数および看護師・准看護師の充足状況の分布は、①医師数、看護師・准看護師数とも100%以上/病院全体の97.0%、②医師数100%以上、看護師・准看護師数100%未満/同0.9%、③医師数100%未満、看護師・准看護師数100%以上/同2.0%、④医師数、看護師・准看護師数とも100%未満/同0.1%─となっている。

薬剤師数の適合率は前年度比0.4ポイント減少の97.7%だった。地域別の適合率は東日本98.2%(全国との差・+0.5ポイント)、西日本97.2%(同・▲0.5ポイント)と、医師数や看護師・准看護師数と異なり、東日本のほうが西日本より高かった。


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