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透析患者の骨粗鬆症治療はどうしたらいいですか?[名郷先生 この論文を臨床ではどう活用しますか?(2)]

登録日: 2026.06.15 最終更新日: 2026.06.15

名郷直樹 (武蔵国分寺公園クリニック) 鹿野泰寛 (多摩総合医療センター救急・総合診療科)

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本連載は,多摩総合医療センター救急・総合診療科で月1回開催している抄読会の内容をもとに作成しています。第2回は2025年9月2日の回を原稿化したものです。

論文と論文を選んだ経緯

今日は何を読む?

今日はこの論文*1を読んでみたいです。当科では大腿骨近位部骨折の患者を,整形外科の先生と一緒に診させて頂くことがあるのですが,透析患者も時折います。ところが,UpToDateやガイドラインを読んでも,透析患者における骨粗鬆症治療の推奨ははっきりしていないのです。
そこで今回,Annals of Internal Medicineに日本からの論文が出ていたので是非読んでみたいと思いました。

この論文はタイトルに“Target Trial Emulation”(TTE)とあるね。TTEは観察研究ではあるのだけど,その手順においてできる限りRCT(randomized controlled trial)を模倣して,観察研究で因果推論を行うための研究手法の枠組みだ*2。RCTを模倣すると言っても,未知の交絡因子を調整することができないという点ではRCTに劣るが,一般的な患者の多くを組み入れるという点ではRCTにまさる面がある。では,まずは各自で読んでみよう。

Point
RCTを模倣するTTEがリアルワールドデータを用いた観察研究の潮流となってきている。

(各自3分間黙読)

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