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塩野義製薬:新規作用機序の経口うつ病治療薬「ザズベイ」発売[新薬開発・販売 FRONTLINE]

登録日: 2026.04.07 最終更新日: 2026.04.07

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塩野義製薬は3月19日、既存の抗うつ薬とは異なる新規作用機序を有する経口うつ病治療薬「ザズベイカプセル30mg」(一般名:ズラノロン)の販売を開始した。薬価は30mg 1カプセル:646.80円。

ザズベイは、シナプスおよびシナプス外のGABAA受容体に対するポジティブアロステリックモジュレーター。GABAの働きを助けることで脳内のネットワークの連携を回復させる作用があると考えられている。

中等症~重症のうつ病患者412名を対象に国内で実施した第3相検証試験の結果、ザズベイの1日1回30mgの14日間投与により速やかなうつ症状の改善が認められ(HAM-D17合計点のベースラインからの変化量でプラセボ群-6.23に対し治療群-7.43)、6週間以上の休薬を挟んだ再投与時でも有効性と安全性が確認されたという。複数回の投与でも安全性面で懸念されるものは確認されなかった。

ザズベイは、成人の産後うつ病患者に対する世界初の経口治療薬として2023年8月に米国FDAから承認を取得している(米国での製品名は「ZURZUVAE」)。塩野義は国内でのピーク時の年間投与患者数を20万人と見込んでいる。

「ザズベイ」の効能・効果/用法・用量
【効能・効果】うつ病・うつ状態
【用法・用量】30mgを1日1回14日間夕食後に経口投与(本剤による治療を再度行う場合は、投与終了から6週間以上の間隔をあける)


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