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■NEWS 看護師不適切投稿問題で千葉大病院が調査報告─不適切な処置の事実「確認されなかった」

登録日: 2026.04.02 最終更新日: 2026.04.02

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千葉大学医学部附属病院に勤務する看護師がX(旧ツイッター)の個人アカウントで不適切な投稿を繰り返していた問題で、同病院の大鳥精司病院長は3月31日、外部有識者を含む調査委員会で調査した結果、「患者さんに対する不適切な対応を実際に行ったことを示す証拠は確認されなかった」とする報告を公表した。

問題となった投稿は「患者が転倒しても、他の人が見てなかったら、インシデント書くの面倒だから、いつも隠蔽しちゃう! 拒薬してる患者に薬飲ませるの面倒だからいつもこっそり薬捨ててる!」「忙しすぎてナースステーションに誰もいなくて、モニターずっと鳴ってたらしく、誰も気づかなくて、見事に心停止になってた!」などと記載。これらの投稿がSNS上で拡散され、大きな波紋を呼んだ。

■投稿者は病棟勤務の看護師、投稿142件対象に調査

千葉大病院は2025年1月6日、同病院職員による投稿の可能性があるとの指摘を受け、病棟勤務者の中から投稿者の特定を開始。1月9日に看護師Aを投稿者として特定し、自宅待機を命じた。

看護師Aは「投稿は創作」と不適切な対応の事実を否定したが、病院側は、患者に対する不適切な対応の有無を慎重に調べる必要があると判断し、同年2月7日に外部有識者を含む調査委員会を設置。今年3月まで142件の投稿を対象に調査を進めてきた。

調査の結果、不適切な対応を実際に行ったことを示す証拠は確認されず、病院は「患者さんに対する不適切な対応は確認できなかった」と結論づけた。

■大鳥病院長、SNS利用のルール検証など「再発防止策を徹底する」

報告で大鳥病院長は「患者さんの尊厳を傷つける投稿などは倫理的に許されるものではなく、看護職への信頼感を著しく損なう行為であり、あってはならないことと重く受け止めている」とコメント。

「組織文化の刷新、心理的安全性の担保される組織づくり」「SNS利用のルールの検証と周知徹底」などの再発防止策を院内で徹底していくとした。

看護師Aの処分について千葉大病院は「本学の規定に則り、適切に対応する」としている。

【関連情報】
当院に関する「X」の投稿についてのご報告(千葉大学医学部附属病院)


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