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在宅医療クリニックのホームページはどうつくる?~在宅医療専門医のケース[〈失敗から学ぶ〉医療機関ネット戦略のケーススタディ(17)]

登録日: 2026.03.16 最終更新日: 2026.03.16

河村伸哉 (株式会社日本経営 Wevery! 創業者)

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ご相談内容
在宅医療クリニックを開業予定です。現在,ホームページ開設の準備を進めていますが,業者によって見積もりや提案内容に差があり,どれが妥当なのか判断がつきません。私自身は「コストを抑えるために,最低限の情報だけでよいのでは?」と考えていますが,開業サポートのコンサルタントからは「これからの時代,ホームページのできが集患に大きく影響します」とアドバイスされ,不安を感じています。
在宅医療という業態上,一般の患者からの問い合わせより,近隣の病院や居宅介護支援事業所などの医療・介護従事者からの紹介が中心になると思います。どのようなホームページをつくれば信頼を得ることができ,集患につながるかを知りたいのです。具体的に,ホームページはどのような内容や構成がよいのか,シンプルなものでも問題はないのか,費用対効果の高い制作方法はあるのか,などを教えて下さい。
河村よりご回答
まずは,「誰に」「どんな情報を」「必要最小限で提供するか」がポイントです。
在宅医療クリニックの開業時に「ホームページにどれくらいお金をかけるべきか」というご不安,よくわかります。結論から申し上げると,在宅医療クリニックのホームページは「必要最小限の機能」があれば十分です。おっしゃる通り,インターネットからの直接の集患は期待しづらいため,デザインやページ数に費用をかけすぎる必要はありません。「何ができるか」「どこまで対応できるか」「誰に向けてやっているのか」が明確に伝わる,シンプルで見やすいホームページを作成することが必要条件になります。
在宅医療は設備投資が少なくすみ,コストを抑えて始められる業態です。ですから,ホームページも低コストで効果的な形をめざすのは,妥当な考え方です。その上で,連携先や紹介元の医療者に「この先生なら安心」と感じてもらえる内容に整えることが,戦略上重要なポイントです。実際,開業時に高額な費用をかけてホームページをつくったものの,半年後にはシンプルな構成へとリニューアルした例は多数あります。それでも,患者紹介や問い合わせ数に影響はなく,費用対効果の面で満足されていました。
ホームページで大切なのは「見た目」ではなく,「目的を果たせているか」です。在宅医療クリニックのホームページ作成の目的は,地域の医療機関・ケアマネジャー・訪問看護ステーションなどに,クリニックの存在と機能をわかりやすく伝えることです。

ベストプラクティス

以下に,在宅医療クリニックがホームページをつくる際に押さえておくべき4つのベストプラクティスをお伝えします。

書籍「 クリニック広報戦略の教科書【電子版付】 」

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