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お試し勤務の導入方法[クリニックで実践!人材採用のテクニック(17)]

登録日: 2025.12.29 最終更新日: 2026.02.21

溝口哲弘 (溝口ファミリークリニック院長)

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人材採用において,面接だけで人を判断することに不安を感じたことがある院長先生や採用担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。履歴書の経歴や面接での受け答えだけでは,応募者の人柄やクリニックのチームとの相性,実際の働きぶりまでは見えにくいものです。特に,医療業界では慢性的な人手不足が続いているため,「早く人を入れなければ」と焦って採用してしまうケースも少なくありません。ところが,いざ実際に一緒に働いてみると,その人とクリニックの雰囲気や価値観が合わず,早期離職につながってしまうこともあります。

そういったミスマッチを防ぐために有効なのが,「お試し勤務(トライアル勤務)」です。お試し勤務とは,正式な雇用契約の前に,数時間〜数日間,クリニックの実務を体験してもらう取り組みのことです。たとえば半日〜3日程度,クリニックの診療補助や受付対応を体験してもらい,院長や既存のスタッフが,応募者の人柄や働く姿勢,チームとの相性を見きわめます。お試し勤務の最大の特徴は,クリニックと応募者が「お互いに確認できる機会」であることです。クリニック側は応募者の実際の働き方やコミュニケーション能力を把握でき,応募者も「自分がこの職場で働き続けていけるか」を,体感もふまえて判断できます。

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