厚生労働省は12月4日、27社84品目の後発医薬品(ジェネリック医薬品)について薬価基準への収載を官報告示した。収載日は12月5日。
後発品が初めて収載されたのは①抗てんかん剤ラコサミド(先発品「ビムパット」)、②抗血小板剤プラスグレル(先発品「エフィエント」)、③SGLT2阻害剤ダパグリフロジン(先発品「フォシーガ」)、④前立腺癌治療剤アビラテロン(先発品「ザイティガ」)、⑤抗悪性腫瘍剤ニロチニブ(先発品「タシグナ」)、⑥LH-RH誘導体リュープロレリン(先発品「リュープリン」)─の6成分。
ラコサミドの後発品は10社29品目、アビラテロンの後発品は6社6品目が収載。ダパグリフロジンの後発品は沢井製薬とT‘sファーマの2社が希望した8品目が収載されたが、いずれも適応は「2型糖尿病」のみとなる。
後発品の薬価は年2回収載。今回の収載で収載品目数は1万2590品目となった。