検索

×
絞り込み:
124
カテゴリー
診療科
コーナー
解説文、目次
著者名
シリーズ

大規模災害・大震災による溺死・圧死・焼死[〈今日使える〉死亡診断書・死体検案書の書き方・考え方〜当直・在宅・事故(18)]

登録日: 2025.12.08 最終更新日: 2025.12.12

久保真一 (福岡大学名誉教授)

お気に入りに登録する

【症例】

令和○年3月1日,午後3時15分,紀伊半島沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生。和歌山県沿岸部を中心に,震度7の揺れに見舞われ広範囲の家屋が倒壊。午後3時50分頃,和歌山県太平洋岸に津波が押し寄せた。午後4時頃より,火災が発生した。

症例1:男性,昭和30年4月5日生。3月2日午後3時頃,海岸に打ち上げられているところを発見。検視・検案で溺死と判断された。症例2:女性,平成10年11月2日生。3月7日午前10時頃,自宅から発見。検視・検案で圧死と判断された。症例3:男性,昭和5年6月7日生。3月10日午後3時頃,自宅火災現場から発見。検視・検案で焼死と判断された。

プレミアム会員向けコンテンツです(連載の第1~3回と最新回のみ無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む


1