Q
80歳代,女性。半年前から,体幹四肢に大型の緊満性水疱や痒みを伴う紅斑が出現している(図1)。抗アレルギー薬内服とステロイド外用治療を開始したが,増悪してきたため受診した。
本患者の診察,検査において,確認・実施すべきことは以下のうちどれか(複数選択あり)。
①高度な粘膜症状の有無
②糖尿病や悪性腫瘍の既往や治療の有無
③皮膚描記症の有無
④真菌検査
⑤特異的IgE検査
⑥自己抗体検査(血清中抗BP180NC16a抗体)
水疱性類天疱瘡の新常識:薬剤が発症誘因となりうる[〈プライマリ・ケア医が知っておくべき〉クイズで学ぶ 皮膚科診療の“新常識”(16)]
登録日: 2025.11.27 最終更新日: 2025.12.04
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