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【糖尿病診療ガイドライン2024】小児・思春期1型糖尿病での持続皮下インスリン注入療法は,インスリン頻回注射法に比べて血糖コントロールにより有効か?[ガイドライン・インフォメーション]

登録日: 2025.11.26 最終更新日: 2025.11.26

菊池 透 (埼玉医科大学病院小児科教授)

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CQ18-4「小児・思春期1型糖尿病での持続皮下インスリン注入療法は,インスリン頻回注射法に比べて血糖コントロールにより有効か?」に対して,以下のようなステートメントをしている。

①小児・思春期1型糖尿病では,インスリン頻回注射法に比べ,低血糖の頻度を増加させずに,血糖コントロールが改善することから持続グルコース測定(continuous glucose monitoring:CGM)に連動しない持続皮下インスリン注入療法を考慮してよい。[推奨グレードB]

②小児・思春期1型糖尿病では,インスリン頻回注射法に比べ,低血糖の頻度を増加させずに,血糖コントロールが改善することからCGMに連動する持続皮下インスリン注入療法が推奨される。[推奨グレードA]

近年の1型糖尿病のインスリン治療の進歩は目覚ましく,以下のような方法がある。


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