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超音波内視鏡下胆囊ドレナージ(EUS-GBD)時のコツと工夫について

登録日: 2025.11.11 最終更新日: 2025.11.18

奥薗 徹 (仙台厚生病院消化器内科主任部長) 小野道洋 (製鉄記念室蘭病院胆膵内科科長)

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超音波内視鏡下胆囊ドレナージ(endoscopic ultrasound-guided gallbladder drainage:EUS-GBD)時のコツと工夫についてご教示下さい。
製鉄記念室蘭病院・小野道洋先生にご解説をお願いします。

【質問者】

奥薗 徹 仙台厚生病院消化器内科主任部長


【回答】

【適応を吟味し,処置時には内視鏡のポジションと穿刺部位に注意する】

EUS-GBDは手術リスクの高い胆囊炎症例に対して,良好な手技成功率・臨床的成功率が報告されており,また長期的には経皮的ドレナージよりもステント関連の偶発症やRe-intervention率が低いとされています。海外ではlumen apposing metal stent(LAMS)を用いたEUS-GBDの報告が多いですが,本邦では承認されていないため,本稿では胆管用のself-expandable metal stent(SEMS)を用いたEUS-GBDのコツと工夫について解説します。


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