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大動脈弁狭窄症の治療における経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)と外科的大動脈弁置換術(SAVR)について

登録日: 2025.11.10 最終更新日: 2025.11.17

池田和也 (埼玉県立循環器呼吸器病センター循環器内科 医長) 堀田 怜 (札幌心臓血管クリニック循環器内科)

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大動脈弁狭窄症の治療においては,すべて経カテーテル的大動脈弁置換術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)というわけにはいかないのでしょうか。外科的大動脈弁置換術(surgical aortic valve replacement:SAVR)の出番はないのでしょうか。
札幌心臓血管クリニック・堀田 怜先生にご解説をお願いします。

【質問者】

池田和也 埼玉県立循環器呼吸器病センター循環器内科 医長


【回答】

【TAVIが可能な症例でも,若年症例や同時手術が必要な心疾患を有する症例ではSAVRを考慮する】

TAVIが保険償還され10年が経過し,現代ではSAVR施行数を上回り,本邦のデータでも手技成功率は96.3%,開心術への移行は0.6%と大動脈弁狭窄症の治療法としてTAVIはその地位を確立しました。


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