厚生労働省の薬食審薬事分科会指定薬物部会は4月24日、危険ドラッグとして使用される可能性の高い「カチノン系化合物群」の827物質を新たな指定薬物に追加することを決めた。
厚労省は同部会を毎月開催し、新たな未規制物質を含む危険ドラッグが次々に流通する状況に対応するため、国内外の製品から発見された新たな物質を指定薬物に追加している。カチノン系化合物群は、今後も流通し乱用される懸念が強く、覚醒剤に似た作用をもたらす可能性があるとして、化学構造の一部が共通する物質群をまとめて指定薬物に追加する包括指定となる。
カチノン系化合物群の827物質を新たな指定薬物に追加
登録日: 2015.05.02 最終更新日: 2025.09.20
◀
1
▶