
【背景】
C型肝炎ウイルス(HCV)は,フラビウイルス科ヘパシウイルス属に属するRNAウイルスである。わが国における感染者数は減少傾向にあるが,2020年時点の推定で45万~83万人が罹患している1)。感染は針刺しや入れ墨等の行為により血液を介して成立するため,採血や点滴確保等を行う医療従事者は針刺しにより感染するリスク(針刺し時に感染する確率は1.8%)がある。本稿では針刺しにより発症したC型急性肝炎症例を呈示する。
登録日: 2024.04.07 最終更新日: 2026.02.21

C型肝炎ウイルス(HCV)は,フラビウイルス科ヘパシウイルス属に属するRNAウイルスである。わが国における感染者数は減少傾向にあるが,2020年時点の推定で45万~83万人が罹患している1)。感染は針刺しや入れ墨等の行為により血液を介して成立するため,採血や点滴確保等を行う医療従事者は針刺しにより感染するリスク(針刺し時に感染する確率は1.8%)がある。本稿では針刺しにより発症したC型急性肝炎症例を呈示する。