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腰が痛くて動けないんです……②[脊椎破裂骨折][骨折ファーストタッチ ─decision makingのための骨折の考え方─(2)]

登録日: 2023.04.21 最終更新日: 2026.02.21

海透優太 (JCHO若狭高浜病院整形外科医長/臨床研修センター長)

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鑑別診断

▶高所転落に代表される高エネルギー外傷による腰痛の鑑別としては,脊椎破裂骨折と不安定型骨盤骨折を見逃さないようにしましょう。破裂骨折は椎体後壁の骨折を伴う椎体骨折のことです。3-column theory(椎体前方,椎体後方,椎弓より後方の3パートの内2つ以上に骨折があると不安定骨折と判断する)で,椎体骨折の安定性を考えることが大切です。後壁の骨折を見つけるためには,CTを活用するとよいでしょう。

▶骨盤骨折に関しては,前方成分・後方成分の両方に骨折があるものは不安定骨折と判断します。特に後方成分については,仙骨や第5腰椎横突起の骨折を見逃すこともしばしばありますので注意深く画像所見を読影しましょう。

▶腰椎横突起には大腰筋や腰方形筋が付着しており,強い外力により筋肉が無理に捻られると横突起が骨折することがあります(腰椎横突起骨折)。

鑑別疾患:「高エネルギー外傷で腰痛」⇒脊椎破裂骨折,不安定型骨盤骨折,腰椎横突起骨折

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