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特集:リカバリーをめざした統合失調症治療

登録日: 2016.09.23 最終更新日: 2025.09.20

池淵恵美 (帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授)

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監修:池淵恵美(帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授)

人はどのようにして回復していくのだろうか。それは医学的な事象であるとともに,人間学的な現象であり,共感しやすいきわめて日常的な出来事でもあるだろう。今回,統合失調症のリカバリーを取り上げたのは,思春期に発症し,人生に大きな影響を与えるこの疾患において,そこからの回復が特に当事者の視点で注目を集めているからである。
本特集では,精神医学,地域福祉,ピアサポーターと,3人の異なる立場の方々から,興味深い観点の原稿を頂くことができた。回復していくことの意味を考える,よすがにして頂ければ幸いである。

1 統合失調症を持つ人のリカバリーを志向したアプローチ
─IMRの持つ可能性
久留米大学医学部神経精神医学講座講師 内野俊郎

2 統合失調症患者の社会生活支援
─医療との協働をめざして
早稲田大学人間科学学術院准教授 岩崎 香

3 当事者の立場から統合失調症をリカバリーする
札幌なかまの杜クリニック ピアサポーター 千葉大介


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