野村哲志「認知症患者の睡眠障害に対して有効な治療は?」
登録日:2022.06.09 最終更新日:2025.09.24
シリーズ: 【Web医事新報チャンネル】2022/6
質疑応答【動画版】「認知症患者の睡眠障害に対して有効な治療は?」(野村哲志 のむらニューロスリープクリニック院長)
(視聴時間15分・2022年5月10日収録)
質疑応答【動画版】では、現場の臨床医の先生方から実際に寄せられた質問・疑問を取り上げ、専門家が最新の知見・データに基づいてわかりやすく解説します。
今日のテーマは「認知症患者の睡眠障害に対して有効な治療は?」。睡眠障害と認知症の進行の関係、薬物治療のポイントなどについて、のむらニューロスリープクリニックの野村哲志院長にご回答いただきます。
【Question】
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認知症患者における睡眠障害の頻度や程度について病型ごとのデータがありましたら教えてください。特に対応に苦慮するのはどのようなケースでしょうか?(00:36)
- 睡眠障害と認知症の進行の関係についてはどこまで分かっていますか。睡眠に関して認知症を進行させないために心がけるべきことはありますか?(04:15)
- 認知症患者の睡眠障害にはどう対応すればいいでしょうか? 薬物治療が必要な場合、薬剤はどう使い分ければいいでしょうか?(08:24)
【野村先生に編集部から質問です】
- 現在の診療科(神経内科)を選んだ理由」「今後取り組みたいこと」を教えてください。(12:37)
編集メモ~ここがポイント!
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認知症のパターンによって睡眠障害は変わる
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レム睡眠行動障害とレビー小体型認知症は関連がある
- アルツハイマー型認知症への進展も考えながら不眠症を診ていく必要がある
- ベンゾジアゼピン系薬剤はDo処方が蔓延し、依存が問題になっている
- 不眠症治療は症状が改善されたら薬物治療を漸減し、中止を考えていくことが大切
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