●執筆
近藤俊介(ハワイ大学内科レジデント/みんほす!chief educator)
永井友基(長崎医療センター総合内科/みんほす!代表)
●商品説明
頁数:25頁、図5、表6点
※本商品は「週刊 日本医事新報」5302号のFOCUSを再構成したものです
●内容紹介
▷蜂窩織炎は明確な診断基準がなく、症状の経過・臨床所見・検査結果などを総合した判断が求められる。本稿では、かかりつけ医の現場において重要となるmimickerとの鑑別に焦点を当て、問診・視診・触診の実践的なアプローチ方法と、検査の考え方・使い方について解説。
▷鑑別疾患を緊急度に基づきカテゴリー1~3に分類。それぞれの「見極めの核心」と「かかりつけ医のアクション」を明確にし、さらに発生部位によって専門医コンサルが必要となるケース、患者背景によって診断が遅れやすいケースなど、見落としやすいポイントについても提示。
▷蜂窩織炎の発症に関わる「原因菌」「感染経路」「宿主のリスク因子」の3つの要素を整理。これらを理解することで、適切な治療選択、再発予防指導、そして重症化リスクの予測が可能に!
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【目次】
1.蜂窩織炎とは
2.病態生理と解剖学的特徴
3.疫学と臨床的重要性
4.原因とリスク因子
5.症状・臨床的特徴
6.診察と検査:かかりつけ医の実践的アプローチ
7.診断
8.鑑別疾患とmimickerを見逃さないための実践的アプローチ
9.特殊部位における危険な蜂窩織炎
10.非典型的な臨床像を呈しやすい蜂窩織炎の併存疾患や状態
11.治療法
12.予防と予後
13.まとめ