jmedmook102
オフィスウロロジー医師から学ぶ 外来で使える 排尿障害診療のワザ
クリニックの現場で培われたリアルなワザを学べる1冊!
目次
第1章 総論
はじめに
第2章 各論
A 頻尿
1 前立腺肥大症のケースから
2 慢性前立腺炎のケースから
3 過活動膀胱のケースから
4 心因性頻尿のケースから
5 様々な原因が混じっているケース
B 夜間頻尿
1 下部尿路機能障害・夜間多尿・睡眠障害のケースから
2 様々な原因が混じっているケース
C 尿意切迫感
1 前立腺肥大症のケースから
2 過活動膀胱のケースから
3 急性膀胱炎のケースから
D 尿失禁
1 切迫性尿失禁・腹圧性尿失禁のケースから
2 溢流性尿失禁のケースから
3 機能性尿失禁のケースから
E 排尿時痛
1 女性の排尿時痛のケースから
2 男性の排尿時痛のケースから
3 慢性前立腺炎のケースから
4 女性のGSMのケースから
5 間質性膀胱炎/膀胱痛症候群のケースから
F 尿排出障害
1 前立腺肥大症のケースから
2 尿道狭窄症のケースから
3 蓄尿障害に伴う尿排出困難のケースから
G 尿閉
1 前立腺肥大症のケースほかから
2 その他の原因による尿閉のケースから
H 排尿後尿滴下
1 排尿後尿滴下(PMD)のケースから
はじめに
第2章 各論
A 頻尿
1 前立腺肥大症のケースから
2 慢性前立腺炎のケースから
3 過活動膀胱のケースから
4 心因性頻尿のケースから
5 様々な原因が混じっているケース
B 夜間頻尿
1 下部尿路機能障害・夜間多尿・睡眠障害のケースから
2 様々な原因が混じっているケース
C 尿意切迫感
1 前立腺肥大症のケースから
2 過活動膀胱のケースから
3 急性膀胱炎のケースから
D 尿失禁
1 切迫性尿失禁・腹圧性尿失禁のケースから
2 溢流性尿失禁のケースから
3 機能性尿失禁のケースから
E 排尿時痛
1 女性の排尿時痛のケースから
2 男性の排尿時痛のケースから
3 慢性前立腺炎のケースから
4 女性のGSMのケースから
5 間質性膀胱炎/膀胱痛症候群のケースから
F 尿排出障害
1 前立腺肥大症のケースから
2 尿道狭窄症のケースから
3 蓄尿障害に伴う尿排出困難のケースから
G 尿閉
1 前立腺肥大症のケースほかから
2 その他の原因による尿閉のケースから
H 排尿後尿滴下
1 排尿後尿滴下(PMD)のケースから
序文
巻頭言
このたび,かねてより準備を進めてまいりました本書が,ようやく刊行の運びとなりました。まずは,ご多忙の中ご執筆をお引き受け下さった諸先生方,ならびに編集・制作に関わって下さったすべての皆様に,心より御礼を申し上げます。
近年,プライマリ・ケア領域での泌尿器科診療においてもエビデンスの構築が進み,実臨床に即したガイドラインが整備されてきました。いずれのガイドラインも非常に使い勝手が良く,実際の臨床にも大いに役立つものですが,一方で,実際の臨床現場における多様な背景や微妙な診療の匙加減のすべてを網羅することが難しいのも,また事実です。ガイドライン通りにしていれば,すべての患者に満足度の高い医療を提供できるわけではないことは自明の理でしょう。
本企画は,日本オフィスウロロジー医会に所属し,現在も第一線で診療を行っている全国の泌尿器科医師の,生々しい現場の息吹を感じて頂くために立ち上げられました。ガイドラインの枠内には収まらない様々な患者の診療に日々奮闘しているプライマリ泌尿器科の先生方から原稿をお寄せ頂くことで,その空気感が,読者の皆様の診療の助けになると考えたからです。
本書の原稿は,基本的には模擬症例を中心に解説を加える形で構成されています。慢性前立腺炎や閉経関連尿路性器症候群(GSM)などは,従来あまり触れられてこなかったものの,非常に重要な疾患概念であり,これらの疾患による症状を主訴として受診する患者は決して少なくありません。本書では,こうした疾患群についても,経験値の高い先生方にご多忙の中,執筆をお願いしました。
排尿障害の診療は決して一面的なものではないため,同様の症候に対しても,執筆者それぞれから微妙にニュアンスの異なる原稿が寄せられました。まさに「わが意を得たり」であり,一見すると整合性がとれていないように感じられる部分があったとしても,それこそが排尿障害診療の多層的な現状を示しています。それらの間の整合性をとりながら診療を進めていくことも,排尿障害診療の面白さのひとつと言えるでしょう。
ガイドラインを基本としながらも,排尿障害診療が決して一筋縄ではいかないことを本書から感じとって頂き,さらに各章でご紹介頂いた実践的な対応を取り入れ,場合によってはアレンジしながら,ぜひ先生方の日常診療に役立てて頂ければ幸いです。
2026 年1 月
松木泌尿器科医院院長,香川大学医学部臨床教授
松木孝和
このたび,かねてより準備を進めてまいりました本書が,ようやく刊行の運びとなりました。まずは,ご多忙の中ご執筆をお引き受け下さった諸先生方,ならびに編集・制作に関わって下さったすべての皆様に,心より御礼を申し上げます。
近年,プライマリ・ケア領域での泌尿器科診療においてもエビデンスの構築が進み,実臨床に即したガイドラインが整備されてきました。いずれのガイドラインも非常に使い勝手が良く,実際の臨床にも大いに役立つものですが,一方で,実際の臨床現場における多様な背景や微妙な診療の匙加減のすべてを網羅することが難しいのも,また事実です。ガイドライン通りにしていれば,すべての患者に満足度の高い医療を提供できるわけではないことは自明の理でしょう。
本企画は,日本オフィスウロロジー医会に所属し,現在も第一線で診療を行っている全国の泌尿器科医師の,生々しい現場の息吹を感じて頂くために立ち上げられました。ガイドラインの枠内には収まらない様々な患者の診療に日々奮闘しているプライマリ泌尿器科の先生方から原稿をお寄せ頂くことで,その空気感が,読者の皆様の診療の助けになると考えたからです。
本書の原稿は,基本的には模擬症例を中心に解説を加える形で構成されています。慢性前立腺炎や閉経関連尿路性器症候群(GSM)などは,従来あまり触れられてこなかったものの,非常に重要な疾患概念であり,これらの疾患による症状を主訴として受診する患者は決して少なくありません。本書では,こうした疾患群についても,経験値の高い先生方にご多忙の中,執筆をお願いしました。
排尿障害の診療は決して一面的なものではないため,同様の症候に対しても,執筆者それぞれから微妙にニュアンスの異なる原稿が寄せられました。まさに「わが意を得たり」であり,一見すると整合性がとれていないように感じられる部分があったとしても,それこそが排尿障害診療の多層的な現状を示しています。それらの間の整合性をとりながら診療を進めていくことも,排尿障害診療の面白さのひとつと言えるでしょう。
ガイドラインを基本としながらも,排尿障害診療が決して一筋縄ではいかないことを本書から感じとって頂き,さらに各章でご紹介頂いた実践的な対応を取り入れ,場合によってはアレンジしながら,ぜひ先生方の日常診療に役立てて頂ければ幸いです。
2026 年1 月
松木泌尿器科医院院長,香川大学医学部臨床教授
松木孝和