検索

×
絞り込み:
124
カテゴリー
診療科
コーナー
解説文、目次
著者名
シリーズ

明日の臨床に生かす医学論文読み解き術

臨床医必携! 医学論文を日々の診療の味方につけるための一冊

明日の臨床に生かす医学論文読み解き術

「論文を読む時間がない!」そんな先生のための,明日の外来・病棟ですぐ使える医学論文活用術

●エビデンスの質,研究デザイン,頻出する図表や結果の「ここだけ見ればいい」ツボを分かりやすく解説します。
●膨大な情報から必要なものだけを選び出す検索テクニックや,Abstract(抄録)の使いこなし方まで,効率的な論文読解のステップが身につきます。
●実際の臨床シナリオを通した解説も用意。読んだ知識がそのまま日々の診療の味方になります。
●PubMed検索はもちろん,今知りたい生成AIの安全・効率的な使い方や,生成AIを使って文献レビューを劇的にスピードアップする手法まで徹底紹介!

「論文を読む時間がない!」そんな先生のための,明日の外来・病棟ですぐ使える医学論文活用術

●エビデンスの質,研究デザイン,頻出する図表や結果の「ここだけ見ればいい」ツボを分かりやすく解説します。
●膨大な情報から必要なものだけを選び出す検索テクニックや,Abstract(抄録)の使いこなし方まで,効率的な論文読解のステップが身につきます。
●実際の臨床シナリオを通した解説も用意。読んだ知識がそのまま日々の診療の味方になります。
●PubMed検索はもちろん,今知りたい生成AIの安全・効率的な使い方や,生成AIを使って文献レビューを劇的にスピードアップする手法まで徹底紹介!

編著
小林大輝 (東京医科大学茨城医療センター総合診療科 教授)
判型A5判 ページ数332 刷色2色刷 版数第1版 発行日2026年08月12日 ISBN978-4-7849-1656-6 付録無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます) 診療科
紙の書籍
税込4,400

この商品は予約商品となりますので、ご発送は発売後となります。

お気に入りに登録する

目次

第1章日常にあふれる医学情報をどうとらえるか
1 医学論文いろいろ
2 医学情報の階層を理解しよう
3 医学雑誌には「格」がある
4 医学論文に効率良く触れる方法
コラム 世界最古の医学論文

第2章まずはこれだけ!医学論文基礎知識
1 エビデンスの質を見きわめよう
2 医学論文の構成をマスターする
3 研究デザインとは?
4 簡単な疫学と生物統計学
5 よくある図の読み方
6 よくある表の読み方
7 よくある結果の読み方
コラム「もし15年前にビットコインを買っていたら?」─臨床疫学と因果関係

第3章明日から使える実践的な論文の読み方  
1 忙しい臨床医のための論文取捨選択法
2 効率的な原著論文の読み方
3 Abstractはどう読む? どう使う?
4 Scientific Writingを「読む」ために知っておきたいこと
5 全文を読んでみよう─論文全体を読むための実践ガイド
コラム エビデンスの創造─evidence-generating medicine

第4章効率良く論文を検索するコツ
1 論文検索前の心構え  
2 三次情報の賢い活用法  
3 論文検索の方法  
4 原著論文の引用文献を探る
コラム 疫学の父,ジョン・スノウ 

第5章臨床応用への橋渡し─ケーススタディ 
1 肺塞栓症を疑う患者の診断戦略
2 市中肺炎に対する抗菌薬の選択
3 肺がんのスクリーニング

第6章臨床に役立つデジタルツールの使い方 
1 文献管理ツールの選び方と使い方
2 医療特化AIと汎用AIの使い分け
3 汎用AIの選び方─ベンチマーク指標を理解する
コラム PubMed®と生成AIの合わせ技─効率的な文献レビューの新手法

索引

序文

私たちは日々,膨大な医学情報に囲まれて診療しています。診療ガイドライン,UpToDate®,SNS,医療ニュース,そして毎日のように発表される医学論文。情報が増え続ける今,大切なのは,すべてを読むことではなく,「必要な情報を選び,正しく読み解き,患者さんの診療に生かすこと」です。
一方で, 多忙な臨床現場では, 医学論文を読む時間は限られています。統計や研究デザインに苦手意識がある方も少なくありません。読まなければならないと思いながら, どこから手をつければよいかわからない。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。本書は,その迷いを少しでも減らすために作りました。
本書では,医学情報の階層,医学雑誌の見方,エビデンスの質,研究デザイン,統計の基本,図表や結果の読み方を,実際の診療に結びつけて解説します。さらに,Abstractの使い方,全文を読む手順,PubMed®や医中誌Webによる検索,引用文献のたどり方,生成AIや文献管理ツールの活用まで,明日から使える方法を具体的に紹介します。
本書は,研究者が論文読解法を身につけるための本ではありません。外来でふと生じた疑問,病棟で迷った治療選択,学会発表や症例報告の準備など,日常診療の中で医学論文を無理なく使いこなすための実践書を目指しました。
医学論文は,決して遠い世界のものではありません。読み方を知れば,診療の疑問を解き,患者さんへの説明を支え,自分の臨床を一段深めてくれる道具になります。本書を読み終えたとき,医学論文は難しいものではなく,臨床を支える身近な味方なのだと感じて頂ければ幸いです。

2026年7月
東京医科大学 茨城医療センター 総合診療科 教授
小林大輝