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新装改訂版 ルーチンのちょっと先へ!

新装改訂版 ルーチンのちょっと先へ! 救急外来での検査値の読み方

jmed好評巻の書籍化!検査値から病態を読み解くヒントが満載

新装改訂版 ルーチンのちょっと先へ! 救急外来での検査値の読み方

jmedmookシリーズで好評を博した,薬師寺泰匡先生による「jmed83 救急外来での検査値の読み方」が書籍化!

診療の標準化が進み医療の質が向上した一方,ルーチン化された検査とプロトコル化した診療が行われる機会が増えた昨今。本書では,「その検査が何を見ていて」「どんなときに異常値を示し」「実臨床にどう活かすか」という視点を大切に,基本に立ち返った解説を展開。経験豊富な著者が語りかけるようなスタイルや会話形式の解説がわかりやすく,検査の意義に関する理解がスムーズに深まります。

[新装改訂版の特徴]
◆前版からの4年間における臨床環境の変化とガイドライン改訂等を反映し,解説内容をアップデートしました。
◆書籍化に伴い,新たに4項目を追加(2章 検査項目「感染症迅速検査」,3章 症例「脳卒中・神経救急」「心不全」「アナフィラキシー」)。
◆学生や研修医はもちろん,救急医療に携わるスタッフにもおすすめの1冊。ルーチンワークの少し先へ踏み出したい人の味方になります。

jmedmookシリーズで好評を博した,薬師寺泰匡先生による「jmed83 救急外来での検査値の読み方」が書籍化!

診療の標準化が進み医療の質が向上した一方,ルーチン化された検査とプロトコル化した診療が行われる機会が増えた昨今。本書では,「その検査が何を見ていて」「どんなときに異常値を示し」「実臨床にどう活かすか」という視点を大切に,基本に立ち返った解説を展開。経験豊富な著者が語りかけるようなスタイルや会話形式の解説がわかりやすく,検査の意義に関する理解がスムーズに深まります。

[新装改訂版の特徴]
◆前版からの4年間における臨床環境の変化とガイドライン改訂等を反映し,解説内容をアップデートしました。
◆書籍化に伴い,新たに4項目を追加(2章 検査項目「感染症迅速検査」,3章 症例「脳卒中・神経救急」「心不全」「アナフィラキシー」)。
◆学生や研修医はもちろん,救急医療に携わるスタッフにもおすすめの1冊。ルーチンワークの少し先へ踏み出したい人の味方になります。

著
薬師寺泰匡 (薬師寺慈恵病院院長)
判型B5判 ページ数232 刷色2色刷 発行日2026年10月27日 ISBN978-4-7849-0408-2 付録無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると,本書の全ページを閲覧できます)。 診療科
紙の書籍
税込4,950円

この商品は予約商品となりますので、ご発送は発売後となります。

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目次

1章 救急での基本検査
1-1 救急外来での検査の使い方
1-2 検査の評価の仕方
1-3 救急外来での基本検査と追加検査

2章 それぞれの検査項目の意義
2-1 血球算定
2-2 凝固・線溶系検査
2-3 血清蛋白質
2-4 脂質
2-5 糖代謝
2-6 内分泌学的検査
2-7 血清酵素
2-8 血清ビリルビン
2-9 窒素化合物
2-10 電解質
2-11 免疫血清学検査
2-12 尿試験紙
2-13 尿沈渣
2-14 尿妊娠反応検査
2-15 尿薬物反応定性
2-16 血液ガス検査
2-17 感染症迅速検査

3章 症例ごとの追加検査とその意義
3-1 外傷での検査
3-2 急性冠症候群(ACS)での検査
3-3 消化器での検査
3-4 内分泌疾患での検査
3-5 貧血での検査
3-6 敗血症での検査
3-7 中毒での検査
3-8 脳卒中・神経救急での検査
3-9 心不全での検査
3-10 アナフィラキシーでの検査

序文

ご契約いただきありがとうございます…。いきなり何の話だ,と思われたかもしれません。魔法少女といえば,何かと契約するところから物語が始まります。この本もまた,出版社との「改訂版を作りましょう」という契約から始まりました。さらに今回は,表紙を自由にデザインしてよいという,なんともありがたい契約までいただきました。それなら魔法少女を描いてみようという思いつきからこの表紙が生まれました。

「救急医学の本に,魔法少女?」そう思われる方もいるでしょう。しかし私は,救急医療は少しだけ魔法に似ているように思えます。救急外来を訪れる患者さんは,症状だけを携えてやってきます。体の中で何が起きているのか,その真実は誰にも見えません。私たちは限られた病歴や身体所見,そして検査値を手掛かりに,病態を考えます。検査値は単なる数字です。しかし,それぞれの意味を理解し,組み合わせた瞬間に,一つの物語が浮かび上がります。魔法少女が魔法陣から魔法を紡ぐように,救急医は検査値から病態を読み解くのです。もちろん,本当に魔法が使えるわけではありません。必要なのは奇跡ではなく,生理学や病態生理の理解,知識,経験,そして少しのひらめきです。

近年,救急診療は標準化が進み,診療の質は大きく向上しました。その一方で,「この値ならこの疾患」「この主訴ならこの検査」と,検査値そのものの意味を考える機会が減ってはいないでしょうか。ASTやALTが高いとは何を意味するのか,クレアチニンが正常なら本当に腎機能は正常なのか。検査値は答えではなく,病態を読み解くためのヒントにすぎません。

本書では,検査値を暗記するのではなく,「なぜその値が変化するのか」「その数字から何を考えるのか」という視点を大切にしました。この本が,皆さんにとって病態を読み解くための「魔導書」となり,日々の救急診療を少しでも楽しく,奥深いものにしてくれることを願っています。

2026年9月
薬師寺慈恵病院院長 薬師寺泰匡