とりあえず“Notion”で
忙しい医師の味方!最強のタスク管理ツールNotionの活用術
目次
初級編 Notion の使い方
1 Notionとは?「オールインワンスペース」と呼ばれる意味
2 Notionのアカウントを作成する
3 Notionの構造を理解する
4 ページの構造を理解する
5 設定画面をカスタマイズする
6 データベースを活用する
7 Notionの共有方法を知る
8 Notion AIの使い方
9 Notionでできないことを知る
10 Save to Notionを使う
11 テンプレートを使ってみる
Column 1 Notionの知識ってどうやって集めているの?
中級編 Notionの活用事例
1 症例を管理する
2 文献を管理する
3 CQを管理する
4 読書を記録する
5 研修日記をつくる
6 授業記録をつくる
7 Notionでマニュアルをつくる
8 部署のスケジュールをつくる
9 部署でのタスクを共有する
10 ダッシュボードをつくる
Column 2 そもそもなぜ筆者がNotionを始めたのか
上級編 もう一歩進んだNotionの使い方
1 Notion×Slack
2 Notionの数式を使ってみる
3 Notionをおしゃれに彩る
Column 3 Notionによってどう仕事に変化が生まれたかという話
索 引
1 Notionとは?「オールインワンスペース」と呼ばれる意味
2 Notionのアカウントを作成する
3 Notionの構造を理解する
4 ページの構造を理解する
5 設定画面をカスタマイズする
6 データベースを活用する
7 Notionの共有方法を知る
8 Notion AIの使い方
9 Notionでできないことを知る
10 Save to Notionを使う
11 テンプレートを使ってみる
Column 1 Notionの知識ってどうやって集めているの?
中級編 Notionの活用事例
1 症例を管理する
2 文献を管理する
3 CQを管理する
4 読書を記録する
5 研修日記をつくる
6 授業記録をつくる
7 Notionでマニュアルをつくる
8 部署のスケジュールをつくる
9 部署でのタスクを共有する
10 ダッシュボードをつくる
Column 2 そもそもなぜ筆者がNotionを始めたのか
上級編 もう一歩進んだNotionの使い方
1 Notion×Slack
2 Notionの数式を使ってみる
3 Notionをおしゃれに彩る
Column 3 Notionによってどう仕事に変化が生まれたかという話
索 引
序文
AIが目まぐるしい速度で進化しています。文章も画像もコードも,ほんの数秒で生成される時代になりました。最近では,AI同士だけが参加するSNSに100万を超えるAIエージェントが集まっていたり,2体のAIが互いをAIだと気づいた瞬間に人間には聞き取れない電子音の言語に切り替えて会話を始めたりと,私たちの想像を超える出来事が起きています。アウトプットのスピードが人間の知性や判断をはるかに超え,私たちの頭の上を飛び越えるように空中戦が繰り広げられている。そんな感覚を覚えることもあります。
こんな時代だからこそ,人間同士が「これ,共有しておきたいよね」と思える場所が,ますます大切になっていくのではないでしょうか。自分が経験したこと,考えたこと,あとで見返したいと思えるような情報を,きちんとストックして,仲間と分かち合える場所です。私にとって,それがNotionでした。NotionとAIとを組み合わせることで,これからさらに使いやすくなっていくはずです。でも,その土台にあるのは,あくまで自分たちの手で情報を整え,共有しあうための根本となる,Notionを使いこなす知識やスキル,マインドなのではないかと思っています。
私がNotionを使い始めたのは,3年ほど前のことです。きっかけは,本書の著者である前野先生でした。当時の私は,情報の管理に何となく課題を感じてはいたものの,どこから手をつけていいかわからない状態でした。前野先生にはZoomで何度も付き合っていただいて,つまずくたびに丁寧に教えていただきました。構築も本当にたくさん手伝ってもらいましたし,今振り返ると,自分のNotion環境の多くは前野先生のおかげで成り立っています。
それからというもの,オンラインコミュニティの運営,自分の会社のプロジェクト管理,医局員との情報共有まで,Notionを使う場面はどんどん広がっていきました。前野先生から学ぶたびに感じるのは,医師でありながらNotionの活用法にこれほどの専門性を持っている方は本当に稀だということです。もはやひとつの「サブスペシャリティ」と呼んでもいいんじゃないかなと思っています。
本書で監修という立場に自分がなっているのは,正直おこがましいかもしれません。でも,前野先生のおかげでたくさんNotionについて学び,知見を深めることができました。前野先生とともに成長しながら,もともとNotionを知らなかった,あまり得意ではなかったという立場だからこそ,読者の方がつまずきやすいポイントや,最初に知っておきたかったことに気づくことができたように思います。微力ながら,少しはお力になれたかなと感じています。
これから先,情報はさらにあふれていきます。その中で,自分の手で情報を整理し,自分の頭で考えるために復習することが大切になるでしょう。そして,仲間と共有し合える力は,きっと私たちの大きな武器になります。Notionという,私たちの新しいサブスペシャリティを,一緒に学んでいきませんか。
本書がその最初の一歩になれたら,とてもうれしいです。
春の嵐を乗り越えた,七分咲きの桜に囲まれた丘の上より鞆の浦を見下ろしながら
2026年4月
三谷雄己
本書を手に取っていただき,ありがとうございます。
医療の現場は,膨大な情報が目まぐるしい速さで更新/変化していきます。目の前の患者さん以外にも多くの「考える仕事」が山積しています。そうした臨床業務の中で,「必要な情報がすぐ見つからない」「業務状況をチーム間でスムーズに共有できない」といった悩みを抱く場面は少なくありません。Notionは,そのような医療者の日々を整え,負担を軽くしてくれる可能性を持ったツールです。
本書では,医療に関わる方が初めてNotionを触ったことを想定して,できるだけわかりやすく解説することを心がけました。単なる機能紹介にとどまらず,「どこをクリックするのか」「どの順番で設定するのか」といった細かな動作も含めて記載しています。こうした小さなつまずきが大きな壁になることを,私自身これまで何度も感じてきました。
それでも,文字を読んだだけでは難しく感じることはあると思います。そのような場合には,まずテンプレートをダウンロードして,実際に触ってみてください。最初から完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。大切なのは,まず使ってみることです。習うより慣れる,という言葉の通り,Notionは実際に触れながら少しずつ自分の道具にしていくのが一番の近道です。本書が心理的なハードルが少しでも下がることにつながれば,これほどうれしいことはありません。
またNotionそのものも,いま非常に速いスピードで進化し,普及を続けています。個人のメモアプリという枠を超えて,一般企業では組織ツールとして採用されることもめずらしくなくなりました。一昔前のWordやExcelのように,今後Notionが業務に必須のツールとなっていく,そのように私は感じています。ですから,少しでも早くNotionを触れておいた方がよいです。先ほど言った通り進化のスピードが凄まじく,後になるほど身につけるべきスキルが増えるからです。ぜひ本書を参考に一日でも早くNotionを使いこなしていただけますと幸いです。
本書が,医療に携わる一人ひとりにとって,Notionを身近な道具として使い始めるきっかけになれば幸いです。
2026年4月
前野恭平
こんな時代だからこそ,人間同士が「これ,共有しておきたいよね」と思える場所が,ますます大切になっていくのではないでしょうか。自分が経験したこと,考えたこと,あとで見返したいと思えるような情報を,きちんとストックして,仲間と分かち合える場所です。私にとって,それがNotionでした。NotionとAIとを組み合わせることで,これからさらに使いやすくなっていくはずです。でも,その土台にあるのは,あくまで自分たちの手で情報を整え,共有しあうための根本となる,Notionを使いこなす知識やスキル,マインドなのではないかと思っています。
私がNotionを使い始めたのは,3年ほど前のことです。きっかけは,本書の著者である前野先生でした。当時の私は,情報の管理に何となく課題を感じてはいたものの,どこから手をつけていいかわからない状態でした。前野先生にはZoomで何度も付き合っていただいて,つまずくたびに丁寧に教えていただきました。構築も本当にたくさん手伝ってもらいましたし,今振り返ると,自分のNotion環境の多くは前野先生のおかげで成り立っています。
それからというもの,オンラインコミュニティの運営,自分の会社のプロジェクト管理,医局員との情報共有まで,Notionを使う場面はどんどん広がっていきました。前野先生から学ぶたびに感じるのは,医師でありながらNotionの活用法にこれほどの専門性を持っている方は本当に稀だということです。もはやひとつの「サブスペシャリティ」と呼んでもいいんじゃないかなと思っています。
本書で監修という立場に自分がなっているのは,正直おこがましいかもしれません。でも,前野先生のおかげでたくさんNotionについて学び,知見を深めることができました。前野先生とともに成長しながら,もともとNotionを知らなかった,あまり得意ではなかったという立場だからこそ,読者の方がつまずきやすいポイントや,最初に知っておきたかったことに気づくことができたように思います。微力ながら,少しはお力になれたかなと感じています。
これから先,情報はさらにあふれていきます。その中で,自分の手で情報を整理し,自分の頭で考えるために復習することが大切になるでしょう。そして,仲間と共有し合える力は,きっと私たちの大きな武器になります。Notionという,私たちの新しいサブスペシャリティを,一緒に学んでいきませんか。
本書がその最初の一歩になれたら,とてもうれしいです。
春の嵐を乗り越えた,七分咲きの桜に囲まれた丘の上より鞆の浦を見下ろしながら
2026年4月
三谷雄己
本書を手に取っていただき,ありがとうございます。
医療の現場は,膨大な情報が目まぐるしい速さで更新/変化していきます。目の前の患者さん以外にも多くの「考える仕事」が山積しています。そうした臨床業務の中で,「必要な情報がすぐ見つからない」「業務状況をチーム間でスムーズに共有できない」といった悩みを抱く場面は少なくありません。Notionは,そのような医療者の日々を整え,負担を軽くしてくれる可能性を持ったツールです。
本書では,医療に関わる方が初めてNotionを触ったことを想定して,できるだけわかりやすく解説することを心がけました。単なる機能紹介にとどまらず,「どこをクリックするのか」「どの順番で設定するのか」といった細かな動作も含めて記載しています。こうした小さなつまずきが大きな壁になることを,私自身これまで何度も感じてきました。
それでも,文字を読んだだけでは難しく感じることはあると思います。そのような場合には,まずテンプレートをダウンロードして,実際に触ってみてください。最初から完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。大切なのは,まず使ってみることです。習うより慣れる,という言葉の通り,Notionは実際に触れながら少しずつ自分の道具にしていくのが一番の近道です。本書が心理的なハードルが少しでも下がることにつながれば,これほどうれしいことはありません。
またNotionそのものも,いま非常に速いスピードで進化し,普及を続けています。個人のメモアプリという枠を超えて,一般企業では組織ツールとして採用されることもめずらしくなくなりました。一昔前のWordやExcelのように,今後Notionが業務に必須のツールとなっていく,そのように私は感じています。ですから,少しでも早くNotionを触れておいた方がよいです。先ほど言った通り進化のスピードが凄まじく,後になるほど身につけるべきスキルが増えるからです。ぜひ本書を参考に一日でも早くNotionを使いこなしていただけますと幸いです。
本書が,医療に携わる一人ひとりにとって,Notionを身近な道具として使い始めるきっかけになれば幸いです。
2026年4月
前野恭平