検索

×
絞り込み:
124
カテゴリー
診療科
コーナー
解説文、目次
著者名
シリーズ

Dr.徳田のバイタルサイン講座

週刊「日本医事新報」の人気連載が本になりました!

・NHK「総合診療医 ドクターG」でもおなじみ、総合診療のカリスマ・徳田先生がバイタルの徹底活用法を伝授します!_x0080_

「バイタルサインから、こんなこともわかるのか」と目からウロコが落ちること間違いなし。_x0080_
・ 設備が整っていない状況でバイタルをとるコツも満載!_x0080_
・覚えておくべき数値や要点を付箋状に強調表示。だから、記憶に残りやすい! _x0080_
・思わず吹き出す漫画入り。_x0080_
ジェネラル・マインドに溢れる医師、必見の1冊です。

・NHK「総合診療医 ドクターG」でもおなじみ、総合診療のカリスマ・徳田先生がバイタルの徹底活用法を伝授します!_x0080_

「バイタルサインから、こんなこともわかるのか」と目からウロコが落ちること間違いなし。_x0080_
・ 設備が整っていない状況でバイタルをとるコツも満載!_x0080_
・覚えておくべき数値や要点を付箋状に強調表示。だから、記憶に残りやすい! _x0080_
・思わず吹き出す漫画入り。_x0080_
ジェネラル・マインドに溢れる医師、必見の1冊です。
徳田安春 (地域医療機能推進機構(JCHO)研修センター長・総合診療教育チームリーダー)
判型四六判 ページ数120 刷色2色刷 版数第1版 発行日2013年01月06日 ISBN978-4-7849-4337-1 診療科
紙の書籍
税込2,640
お気に入りに登録する

目次

1─序 章
1.循環・呼吸・体温調節のメカニズム
2.バイタルサイン測定のピットフォール:Q and A
2─各 論
1.ショックの診断
2.バイタルサインとしての静脈圧
3.脈拍の診断
4.バイタルの逆転と脈拍の異常
5.呼吸とその異常
6.体温とその調節
7.意識障害とその評価
8.SpO2とその評価
9.糖尿病患者のバイタルサイン
10.血圧の病態生理学的解釈
11.バルサルバ手技による心機能の評価
12.血液培養の適応をバイタルサインから考える
13.肺炎の重症度をバイタルサインから考える
14.内分泌疾患のバイタルサイン
15.SpO2のピットフォール

序文

1970〜80年代における沖縄県立中部病院で、その卓越した臨床能力によって内科研修医から尊敬されていた宮里不二彦・元内科部長は、病棟患者のカルテに「呼吸数」がきちんと記載されているかどうかを必ずチェックされていたという。当時に比べて病院の建築物もハードウェアもかなりよくなったが、患者診療の基本であるバイタルサインの漏れのない記載とその解釈・迅速な対応をきちんと行うことは、今も変わっていない。これらをきちんと行っている病院は、その医療の質も優れている。

卒前臨床実習では、モデルコアカリキュラム、OSCE、診療参加型実習などの導入がなされ、また卒後では臨床研修が必修化されている。日々患者のバイタルサインに注目し、その解釈について指導医と議論するような実習や研修を行っている医学生・研修医が広く全国に爆発的に増えてきている。このような基本的な臨床能力を鍛え上げた医師は、地域医療を実践するスキルをもつのみならず、Global Medicineの舞台でも活躍できる条件を備えたことになる。

_x0080_このような状況での今回の企画は、おかげさまで好評であったバイタルサイン講座の連載をまとめて書き下ろしを加え、書籍とするものである。この連載はプライマリケア講座シリーズに含まれるもので、医学生や研修医のみならず、一般勤務医、そしてベテランの実地医家の先生方にとっても役立つように、バイタルサインに焦点を当てて解説した。診療のスキルアップをめざす研修医に加え、基本を固めながら守備範囲の拡大をめざす多くの医師、そしてフィジカル・アセスメントや効果的トリアージの習得を心がけている看護師や薬剤師、救急救命士、検査技師、コメディカルをめざす学生にも、本書が役立つことを期待している。


徳田安春

レビュー

浦添総合病院総合診療部研修教育専任医長 入江聰五郎

【書評】グローバルスタンダードな医療への入門書

バイタルサインの生理学的解釈は,グローバルスタンダードな医療を提供するために必須の能力である。グローバルスタンダードな医療とは,「いつでも,どこでも,誰にでも」提供できる医療のことである。検査中心ではなく,専門分化された内容でもなく,患者から直接得られる情報を的確に観察し評価することであり,バイタルサインがその入り口なのである。 本書は,同名の雑誌連載を書き下ろした内容である。前半は古典的バイタルサインの理解を深めるための情報が満載であり,さらに特筆すべきは,各論でバイタルサインの異常を見つけた時に続けて確認すべき「焦点を絞った情報収集」について述べていることである。バイタルサインの生理学的解釈は,バイタルサイン単独ではなく,病歴や身体所見と併読することでその威力を発揮する。 本書の内容は臨床経験豊富な医療者には「現場ですぐ使える」情報であり,バイタルサインの理解をさらに深め,その利用価値を見出すことができる。臨床経験が少ない医療従事者や学生には「バイタルサインと身体所見を併読する重要性」を伝える内容で,「より良い医師になるためのヒント」である。時々入っている漫画を読むだけでも,研修医は大いに勉強になり,一般医は自分の知識不足に気づき,学生やコメディカルの方は医師との共有言語を手に入れる手助けになるだろう。 若手医師を育てる立場からの記載として, Jump Educationの弊害にも簡単に触れており,ECFMG2023年問題も見越した「世界標準の医学教育」を意識させる内容で,各施設のカリキュラムにバイタルサインの生理学的解釈法獲得のためのプログラムをどの程度導入すべきか,考えるヒントを卒前・卒後教育関係者に与えている。 読者にとって,本書がグローバルスタンダードな医療を実践する入り口になれば幸いである。