図解 基本手技
カラーイラスト・写真が満載!一目でわかる手技の基本とコツ!
目次
第1章 診 察
1.医療面接
2.視診・触診
3.血圧測定・打診・聴診
第2章 処 置
1.消毒・滅菌
2.静脈採血
3.動脈採血
4.小児の採血
5.注射(皮内・皮下・筋肉内・静脈内)
6.関節穿刺(関節腔内注射)
7.血管確保 1(末梢静脈)
8.血管確保 2(中心静脈・末梢動脈)
9.胃管挿入法・胃洗浄
10.浣腸・洗腸・注腸
11.導 尿
12.縫合・抜糸法
13.切開・排膿法
14.局所麻酔法
15.止血法
16.ガーゼ(ドレッシング)交換法
17.包帯法
18.気管切開
19.気管挿管
20.人工呼吸器(レスピレータ/ベンチレータ)
21.胸腔ドレナージ
22.肺動脈カテーテル挿入
23.胸腔穿刺
24.腹腔穿刺
25.腰椎穿刺
26.骨髄穿刺
27.熱 傷
28.外 傷
第3章 救 急
1.心マッサージ
2.BLSにおける人工呼吸
3.心肺蘇生
第4章 婦人科
婦人科診察・直腸指診
第5章 眼 科
眼底検査
第6章 耳鼻咽喉科
耳鏡検査
第7章 検 査
1.細菌検査検体の採取
2.血液型判定・交差適合試験
3.ツベルクリン反応の手技・判定
診療に役立つ略語集
索 引
序文
診療を行うに当たって最も基本になるのは、診察法、救急救命処置、基本的処置などである.これらは医師として備えておくべき事項のうちでも根底をなすもので、医学部教育の間に医学生は十分に習得しておかねばならない.
しかしながら、現在の医学部教育で十分にこれらの教育がなされているかどうか、疑問な点がある.特に基本手技については、クリニカルクラークシップが臨床実習で取り上げられてはいるものの、医師法との絡みがあってアメリカのような実際的な実習が行われているとは言い難い.
そこで、医学部教育ではなかなか実習が行えない点を踏まえ、月刊juniorにおいて、2004年4月から2008年3月までの全40回、基本手技に焦点を絞って、毎回図や写真を使って基本手技の特集を連載してきた.雑誌連載初期より読者に大変好評を博し、このたび1冊の単行本としてまとめ、より基本手技の修得に役立たせて頂くこととした.連載記事が主ではあるが、単行本に合わせて、また、記載された時からすでに変化のあったものには対応して、改変することとした.
もちろん、このような手技は医師によっても異なる.が、理論的に大きな差異があるはずはなく、一つの典型的な手技としてご理解頂き、各人がそれぞれに合った工夫をして頂ければ良いと思う.臨床実習を学ぶ医学生諸君、また、臨床研修医諸君には、ぜひ本書で基本手技を熟知して頂きたい.
本書の刊行に当たっては、多忙を極める各執筆者に無理をお願いして、わかりやすい内容でご執筆頂いた.また、日本医事新報社月刊junior編集部にも甚大なるご協力を頂いた.ここに深謝したい.
2008年4月
編者 奈良信雄
レビュー
奈良信雄/医歯大 教授
自著紹介
診療を行うに当たり最も基本になるのは診察法、救急救命処置、基本的処置などである。これらは医師として備えておくべき事項のうちでも根底をなすもので、医学部教育の間に医学生は十分に習得しておかねばならない。しかしながら、現在の医学部教育で十分にこれらの教育がなされているか、疑問な点もある。特に基本手技は、クリニカルクラークシップが臨床実習で取り上げられてはいるが、医師法の絡みで米国のような実際的な実習が行われているとは言い難い。この点を踏まえ、本書では基本手技に焦点を絞り、図や写真を豊富に使って解説した。 このような手技は医師によっても異なる。が、理論的に大きな差異があるはずはなく、一つの典型的な手技としてご理解頂き、各人がそれぞれに合った工夫をして頂ければ良いと思う。 臨床実習を学ぶ医学生諸君、また、臨床研修医諸君には、ぜひ本書で基本手技を熟知して頂きたい。