シーン別 神経診察 こんなときに診る・使う 第3版【68本の動画を含む電子版付】
神経診察を、日常診療で使える技にする!
目次
第1章:神経診察のABC
第2章:First Impressionのキーワードから神経疾患を見破る
Scene 1「 どうぞおかけ下さい」
1 歩き方がおかしい
2 反応が悪い
3 話し方がおかしい
4 手が震える
Scene 2 「どうされましたか?」
1 頭が痛い
2 痙攣が起きる
3 物忘れがひどい
4 ものが二重に見える
5 眼が見えにくい
6 顔が痺れる
7 めまいがする
8 手足が痺れる
9 むせる・ものが飲みにくい
10 力が入らない・立てない
番外編「 気を失う=頭部CT」 でいいの?
第3章:常連さんに潜む神経疾患を見破る
第4章:脳梗塞簡単整理
序文
30年前,私の研修医時代における神経診察の習得は,教授や部長が所見をとる姿を見て学ぶしかなかったように思います。教授がベッドサイドで患者さんの診察をする様子を食い入るように見ていたように思います。一度見ただけでは要領は得ず,後から書籍を読むわけですが,当時はイラストより文章での解説が多く,今ひとつイメージがわかず苦労した記憶があります。
本書も,第一線で活躍されるプライマリケア医の皆さんのお役に立てるようにと出版されてから5年が経ちました。第1版から,診察に少しでも参考にして頂けるよう,文章に加えてイラストを多く取り入れてきたつもりですが,神経診察は「動き」が多く含まれる身体診察です。今回の第3版では,この「動き」を直接皆さんに伝えるべく,付属の電子版でイラストや文章など本書の全内容に加えて動画を収載しており,診察手技のポイントをよりわかりやすく解説しています(電子版の詳細は巻末参照)。
今回の改訂で,最前線で活躍されているプライマリケア医や若手医師の皆さんに,より一層お役立て頂けることを期待して,本書の序文と致します。
2019年11月
塩尻俊明