スポーツ現場で役立つ!
運動器エコー指南書【電子版付】
日本発 スポーツ傷害のエコー診療
運動器のプロフェッショナルに贈る指南書
目次
第1章 装置・プローブ操作・Bモードについて
第2章 ドプラ・エラストグラフィ・Shear waveについて
第3章 肩関節
第4章 肘関節
第5章 手指・手関節
第6章 体幹・骨盤
第7章 膝関節
第8章 足部・足関節
第9章 リハビリテーション
第10章 メディカルチェック
第11章 上肢のハイドロリリース
第12章 下肢のハイドロリリース
序文
この指南書が、「エコーを活用してスポーツ現場の役に立ちたい!」という熱い思いを胸に抱くプロフェッショナルのための一冊になればと祈っています。
平成21年に運動器エコーに携わる同僚と『スポーツに役立てる超音波画像診断』を共に執筆してから10年が経過しました。編者の皆川洋至先生(城東整形外科副院長)が当時書かれた序文には、「本書を超える新しい知見が次々に出てくるはずです」と記されています。
その後の10年間に、エコーの新しい技術、エコーを用いた新しい治療法が続々と出てきました。本書では、スポーツ現場と医療現場の両方でエコーを使いこなすスペシャリストの方々に、エコーの新しい技術や、スポーツ現場で役に立つエコー診療について執筆していただきました。また、この数年急速に需要が高まっているハイドロリリース(エコーガイド下に結合組織に対して薬液を注入して痛みを改善させる手技)についても解説しました。
エコー診療の進歩と機器の携帯性とが融合して、スポーツに関わるhealth care providerに大きなインパクトを与える機会がもうすぐやってきます。東京オリンピック・パラリンピック2020です。エコーをどのようにスポーツ現場に役立てるか、日本が世界に向けて強力に情報発信することが求められています。本書を元にして、スポーツ現場でのエコー診療の有用性を日本から全世界に向けて発信して頂ければ幸いです。
本書の出版にあたって、多忙な中ご執筆いただいた先生方、日本医事新報社の編集スタッフの方々、ならびに関係された皆様に心から感謝致します。
2019年7月 髙橋 周