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なぜ効く?どう違う?を理解し処方するための

治療薬の臨床薬理データブック【電子版付】

エビデンスに基づく迅速な処方判断を臨床薬理学の専門家が強力サポート

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〈なぜ効く?〉〈どう違う?〉を理解し、確信を持って薬剤選択!

ビジュアルを駆使した構成:すべての代表的薬剤に作用機序のイラストを付けるなどビジュアルを駆使した構成で、日常診療でよく使う治療薬の薬理作用、薬物動態、同種同効薬との違いがひと目でわかります

臨床薬理学のエキスパートが執筆:編者はわが国の臨床薬理学を牽引する渡邉裕司浜松医大教授。エビデンスに基づく迅速な処方判断を臨床薬理学の専門家たちが強力にサポートします

臨床医のための本格派実用書:情報を羅列しただけの治療薬本とは一線を画したプロ向けの実用書。常に患者のために確信を持って薬剤選択をしたい臨床医、副作用を回避しつつ有効性を最大化する理想の薬物治療を追求する臨床医必携の一冊です

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〈なぜ効く?〉〈どう違う?〉を理解し、確信を持って薬剤選択!

ビジュアルを駆使した構成:すべての代表的薬剤に作用機序のイラストを付けるなどビジュアルを駆使した構成で、日常診療でよく使う治療薬の薬理作用、薬物動態、同種同効薬との違いがひと目でわかります

臨床薬理学のエキスパートが執筆:編者はわが国の臨床薬理学を牽引する渡邉裕司浜松医大教授。エビデンスに基づく迅速な処方判断を臨床薬理学の専門家たちが強力にサポートします

臨床医のための本格派実用書:情報を羅列しただけの治療薬本とは一線を画したプロ向けの実用書。常に患者のために確信を持って薬剤選択をしたい臨床医、副作用を回避しつつ有効性を最大化する理想の薬物治療を追求する臨床医必携の一冊です

編者
渡邉 裕司 (浜松医科大学 臨床薬理学講座教授/国立国際医療研究センター 臨床研究センター長)
判型B6判 ページ数584 刷色2色刷 版数第1版 発行日2018年12月25日 ISBN978-4-7849-4805-5 付録無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます) 診療科
紙の書籍
税込4,950
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目次

糖尿病治療薬
循環器疾患治療薬
脂質異常症(高脂血症)治療薬
呼吸器疾患治療薬
アレルギー治療薬
上部消化管疾患治療薬
下部消化管疾患治療薬
肝胆膵疾患治療薬
泌尿器疾患治療薬
痛風・高尿酸血症・甲状腺疾患治療薬
骨粗鬆症治療薬
抗菌薬・抗ウイルス薬・抗真菌薬
抗てんかん薬
認知症治療薬
パーキンソン病治療薬
片頭痛治療薬
鎮痛薬
抗不安薬・睡眠薬
抗うつ薬
抗精神病薬
その他

序文

〈必要とする人に、必要な薬を、必要なだけ〉
理想の薬物治療を実現する

 本書『治療薬の臨床薬理データブック』を手に取って下さり、ありがとうございます。
 いまや薬物治療の進歩によって多くの病気がコントロール可能となりました。その一方で、薬物の有害事象に起因する入院や死亡が決して少なくないことも報告されています。
 ランダム化プラセボ対照臨床試験の重要性を示した歴史的な試験としてCAST 試験が挙げられます。この試験では心室性不整脈を合併する心筋梗塞患者に対して、フレカイニドあるいはエンカイニドというIc群に属する抗不整脈薬の有効性が検証されました。しかし期待に反して、これら抗不整脈薬投与群の死亡率はプラセボ投与群の2倍以上となることが明らかになり、早期に試験は終了しています。この試験以降も複数のI群抗不整脈薬の有効性が心筋梗塞後の心室性不整脈患者を対象に検討されましたが、生存率の向上を示したものはありません。
 CAST 試験結果が報告されるまでは、患者に有益だと信じて同じような薬物治療が世界中で行われていました。外科医の使うメスと同様に、薬も時に患者を傷つけ、死に至らしめることさえあることをCAST試験は示しています。だからこそ、患者に投与する薬は、その特徴をよく理解したものを慎重に選択していただきたいと思います。
 臨床薬理学は、吸収・分布・代謝・排泄の過程での薬物血中濃度の変化、すなわち薬物動態学や薬力学、さらに薬理遺伝学的な情報に基づき『必要とする人に、必要な薬を、必要なだけ』という薬物治療を実現することを目的としています。本書を刊行した意図もまさにそこにあります。
 本書は日常臨床で頻用される治療薬群について、その特徴を冒頭に簡潔に記し、各群の代表的薬剤について、作用機序(なぜ効くか? どこに効くか?)、吸収経路と吸収率、代謝・排泄経路、最高血中濃度到達時間と半減期などの臨床薬理データを図示しました。続いて、適応症と投与法を副作用や禁忌、相互作用の可能性とともに紹介し、さらに同種同効薬が存在する場合にはどのような相違点があるのかについて解説しています。
 日常臨床でお忙しい先生が、短い時間の中で治療薬の特徴を要領よく把握していただけるように工夫して構成したつもりです。
 執筆を担当したのは、いずれも臨床薬理学に造詣の深い専門家です。執筆にあたっては、地域医療の最前線に立つ臨床医の目線で日常診療でよく使う治療薬のみに対象を絞り、臨床薬理学の最新知見に基づいて、できる限りコンパクトに情報をまとめ、わかりやすく解説いただきました。
 本書が、副作用を回避しつつ、有効性を最大化する、そのような理想的な薬物治療を日常臨床の場で先生方が実現する一助となれば幸いです。

2018年11月
渡邉裕司