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レビー小体型認知症(DLB)

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-26
山田正仁 (金沢大学大学院医薬保健学総合研究科脳老化・神経病態学(神経内科学)教授)
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  • ■疾患メモ

    レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies:DLB)はアルツハイマー病(Alzheimer's disease:AD)についで多い認知症疾患であり,神経系におけるレビー小体の出現によって特徴づけられる。

    変動する認知機能,幻視,パーキンソン症状,睡眠障害などの多彩な精神神経症状を示す。

    ■代表的症状・検査所見

    「DLB臨床診断基準・改訂版」(2005)1)が使用されている()。

    08_14_レビー小体型認知症(DLB)


    認知症症状がパーキンソン症状に先行して発症している場合はDLB,パーキンソン病(Parkinson's disease:PD)の経過中に認知症が発症してきた場合は認知症を伴うPD(PD with dementia:PDD)という用語が使われるが,PDとDLBはレビー小体病(Lewy body disease:LBD)という1つの疾患スペクトラムの中での症状の出現順序や程度の違いと考えられている。

    【症状】

    変動する認知機能障害,繰り返す具体的な幻視,パーキンソニズム,レム期睡眠行動異常症〔REM sleep behavior disorder:RBD(悪夢を見て暴れる)〕,うつ症状・妄想・幻聴などの精神症状,転倒や失神などの症状を示す。

    病初期には認知症症状が目立たず,それ以外の症状(精神症状など)が目立つ場合がある。

    【検査所見】

    ドパミントランスポーター画像(DATスキャン)による大脳基底核におけるドパミントランスポーター取り込み低下,123I-MIBG(meta-iodo-benzylguanidine)心筋シンチによる心筋のMIBG取り込み低下,SPECT/PETによる後頭葉の代謝血流低下(糖代謝PETは保険適用なし)がみられる。

    CT/MRIではADとは対照的に内側側頭葉は比較的保たれる。

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