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SECTION 1:まずは社会人としてのマナー

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  • 05 いつも元気に挨拶を

    高評価の秘訣

    内科病棟の看護主任Aさんが指導医B先生に,ふと話しかけてきました。

    看護主任A「今度ローテーションで回ってきた研修医のC先生はとてもよい先生ですね」

    指導医B「えっ?病棟の研修が始まってまだ1週間ですよ。C先生の評価がどうしてそんなに高いんですか?」

    看護主任A「C先生は看護師にも患者さんにも毎日丁寧に挨拶して,こまめに声を掛けてくれるんですよ」

    指導医B「へー。そうなんだ。研修医って,そんなことで評価が高くなるんですか?」

    看護主任A「もちろんです。挨拶は基本ですから。お医者さんとしての知識や技術はこれから勉強してもらえばいいことです。患者さんを癒やすためには,スタッフ同士が心を通い合わせてチーム医療で取り組む必要があります。だからこそお互いに気持ちよく仕事ができるって,とても大事だと思いませんか?」

    指導医B「なるほどね~」

    看護主任A「B先生もC先生を見習ってちゃんと挨拶して下さいね!」

    挨拶上手は可愛がられ上手

    挨拶は医師である以前に社会人としての基本です。患者さん,家族,スタッフとのコミュニケーションの始まりもまずは挨拶です。気持ちのよい挨拶は患者さんやスタッフを元気にすることができます。ちゃんと挨拶する研修医には指導医や看護師たちも「ちゃんと教えてあげよう」という気持ちに自然となるものです。

    「おはようございます」「お疲れ様でした」「ありがとうございます」「失礼します」

    いつでも大きな声で明るく爽やかに挨拶しましょう。

    村田 健(永寿総合病院 総合内科 副部長)

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