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SECTION 1:まずは社会人としてのマナー

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  • 10 有給休暇の申し出

    困った申し出例

    有給休暇は研修医にも付与されています。しかし必修診療科を回っている間は基本的に取得できないルールとされていますので,自由選択の○○科研修期間で休暇を取得しようと,研修医のAくんは考えました。○○科研修は4週間と短い期間なのですが,「平日5日間休暇取得させて欲しい」と主任部長に相談しました。この相談をしたのは休暇希望日の1週間前でした。

    主任部長は,自分の診療科に将来所属するとは考えにくいAくんに強くは言えません。研修期間は短くなってしまいますが,許可をすることにしました。

    スマートな申し出を!

    休暇の予定を立てる前に,まずは所属長に相談するのが社会人としての規範です。

    たとえば,○○科研修のローテーションがスタートした日など,できるだけ早く所属長に相談しましょう。そうすれば休暇のスケジュールに合わせた研修計画を,指導医が立てることもできます。

    有給休暇の取得は権利ではありますが,医師として社会人として常識に反しない態度で行動してもらいたいものです。

    松浦恭子(JA北海道厚生連 帯広厚生病院 臨床研修センター)

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