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和田耕治×今枝宗一郎「新型コロナ対策 出口戦略のシナリオ【6】 次なるパンデミックに向けた課題」

2022/06/07

【Web医事新報チャンネル】2022/6

討論Pro×Pro「新型コロナ対策 出口戦略のシナリオ【6】 次なるパンデミックに向けた課題」(和田耕治 国際医療福祉大学公衆衛生学教授 × 今枝宗一郎 医師・衆議院議員)
(視聴時間5分・2022年5月17日収録)

今日のテーマは「新型コロナ対策 出口戦略のシナリオ」。
国際医療福祉大学公衆衛生学教授の和田耕治先生、医師で衆議院議員の今枝宗一郎先生に、マスク着用の緩和や外国人受け入れなど、出口戦略を進める上でクリアすべき諸問題についてディスカッションいただきます。(全6回)


【Chapter 1】出口戦略に舵を切るタイミング
Chapter 2】論点① マスク着用ルールの緩和
Chapter 3】論点② 感染症法上の位置づけの見直し
Chapter 4】論点③ 外国人観光客の受け入れ
Chapter 5】専門家と政治家が果たすべき役割
Chapter 6】次なるパンデミックに向けた課題

感染対策と社会経済活動のバランスを取りながら、「マスク着用の緩和」「外国人観光客の受け入れ」などをどう進めていくか。
厚労省アドバイザリーボードなどの専門家会議に参加する和田耕治氏(国際医療福祉大学公衆衛生学教授)と、自民党内のコロナ対策の議論をリードする今枝宗一郎氏(医師・衆議院議員)が徹底討論し、あらゆるケースを想定しながら出口戦略のシナリオを描きます。

最終回のChapter 6では、日本の新型コロナ対策を振り返り、次なるパンデミックに向けてここだけは改善しないといけないと思うところを互いに提示。
和田氏は地方自治体のパワー向上、今枝氏はデジタル化の推進、さらに「子どもを産み育てることすらネガティブになっている」状況を変えることを大きな課題として挙げます。

【Chapter 1】出口戦略に舵を切るタイミング へ

【PROFILE】

和田 耕治(わだ こうじ) 国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授
2000年産業医科大学医学部卒。北里大学公衆衛生学准教授、JICAチョーライ病院向け病院運営・管理能力向上支援プロジェクトチーフアドバイザーなどを経て、2018年より現職。厚生労働省新型コロナ専門家会議委員、アドバイザリーボードメンバー。専門:公衆衛生、産業保健、健康危機管理、感染症、疫学。

今枝 宗一郎(いまえだ そういちろう) 医師・衆議院議員
2008年名古屋大学医学部卒、東京大学医療政策人材養成講座修了。12年、自民党公認で愛知14区から衆院選に出馬し、28歳で初当選。財務大臣政務官などを歴任。新型コロナパンデミックの中、2020年に自民党新型コロナ対策医療系議員団本部幹事長に就任。党社会保障制度調査会医療委員会事務局長。当選4回。

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