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インフルエンザの予防指針改正案を了承─厚生科学審議会部会
厚生科学審議会の予防接種基本方針部会（倉根一郎部会長）は29日、インフルエンザに関する特定感染症予防指針の改正案を了承した。厚生労働省は今夏をメドに改正指針を施行する方針。
改正指針では、2016年4月に施行された感染症法改正により指定医療機関が患者の検体または感染症の病原体の一部の提出が義務づけられたことを追記する。また、新型インフルエンザ対策については、新型インフルエンザ等対策特別措置法と、これに基づく政府行動計画が指針の役割を果たしているとして、予防指針からは削除する。
